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獣神サンダー・ライガー自伝(上)
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Chapter.1 新日本プロレス入門

『獣神サンダー・ライガー自伝(上)』
[著]獣神サンダー・ライガー [発行]イースト・プレス


読了目安時間:22分
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ドラゴンに憧れて


──ライガー選手がプロレスにハマったのは(ふじ)(なみ)(たつ)()選手(現・辰爾)がきっかけだそうですね。


 たしか、小学校6年生のときに藤波さんが表紙の『別冊ゴング』を見かけたんですよ。当時、僕は園芸部に入っていて、本屋に植物の本を買いに行ったんですけど、棚に並んでいた(きん)(こつ)(りゅう)(りゅう)の藤波さんが目に入ったんです。その瞬間、「うわっ、かっこいい! 誰なんだろ、このマッチョな人?」って、一気に引き込まれて。だから、僕の場合はプロレスに興味を持ったのは、テレビでたまたま試合中継を観てとかじゃなくて、藤波さんの見た目がきっかけなんです。それからプロレスの専門誌を買うようになって、テレビ中継も無我夢中になって観てました。とくに藤波さんのドラゴンロケットには度肝を抜かれましたね! 人間が真っ直ぐ、場外に飛んでいくんだもん(笑)。僕が大好きな試合が、大阪の()()(がわ)市民体育館でやった藤波さんとチャボ・ゲレロとのWWWFジュニアヘビー級のタイトルマッチなんです。藤波さんが流血しながらチャボにコブラツイストを決めて、本当に興奮しましたね。



──新日本以外の団体もチェックはされていたんですか?


 全日本プロレスも観てましたよ、ミル・マスカラスがきっかけで興味を持ちはじめて。外国人レスラーはマスカラスやザ・ファンクス、ザ・シークやアブドーラ・ザ・ブッチャーとか、全日本のほうが豪華な感じがしましたね。でも、国際プロレスは映像をチェックしてなかったな、地元の広島で放送してなかったから(笑)。まあ、あの頃のプロレスも盛り上がってましたよね。テレビ中継はゴールデンタイムで、雑誌も『月刊プロレス』や『月刊ゴング』の他に『月刊ビッグレスラー』や『デラックスプロレス』があって、お小遣いも全然足りなくて。

──そういう中で自身もプロレスラーを目指すように?


 そうですね。それまでは子ども心に動物園の飼育係とか農業関係の職に就きたいなって思ってたんですけど、プロレスを見るようになってからはすぐに、自分の中で「俺の将来はこれしかないな」って決めて。それも全日本ではなく、新日本に憧れました。日本人同士の抗争をはじめ、どこか(さつ)(ばつ)とした戦いに惹かれて。レスラーを目指すと言っても、べつに僕は運動神経が特別いいわけでもなかったんですけどね。ただ、家の近くに()()(さら)(やま)っていう山があったり畑が多かったりと、わりと自然には恵まれていたので、朝から晩まで走り回って基礎体力はついたのかもしれないです。お察しのとおり、勉強はからきしダメだったんで、学校には給食と運動するために行ってましたね(笑)

──中学では水泳部に入部したそうですね。


 はい。レスラーになるためには身体が大きくないと話にならないですから、泳ぐと背が伸びるって聞いたので水泳部に入って。これ、意外に思われるかもしれないですけど、僕は中学に入った時点では身長が160センチ以上あって、背の順もうしろから4番目くらいで、けっして小さくはなかったんですよ。でも、背を伸ばすためにありとあらゆることをやろうと思って、『少年ジャンプ』とかの広告に載っている怪しげな伸長法に申し込んだりして。まあ、効き目はなかったですけどね(苦笑)。あと、ブルワーカーとかヘラクレスデラックスっていうトレーニングマシーンも買いました。

──身体をガンガン鍛えていたわけですね。


 もう、自分の部屋の畳が汗で腐るくらいに(笑)。専門誌に「レスラーはスクワットを毎日3000回やる」って書いてあったんで、最初からは無理ですけど少しずつ回数を増やしていったら、何か月かで3000回もこなせるようになったんですよ。でも、足の成長が見事に止まって、「エエッ?」みたいな(苦笑)。ちょっと、中学生にしては筋肉をつけすぎましたね、卒業アルバムの部活ごとの写真を見ても、ひとりだけ身体つきが違いましたから。

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