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「超集中」仕事術
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1 「集中」する脳の仕組みを知ろう

『「超集中」仕事術』
[著]田村康二 [発行]すばる舎


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◆苦しい3分間を超えると心地よい風が吹いてくる

 たとえば、マラソン(運動)を始めるとすぐに息苦しくなり、心臓がドキドキして、やがて非常に苦しい時期が訪れます。これは、呼吸や心臓がまだその運動に適応していないので、酸素の需要量と摂取量のバランスがとれていない状態にいるからです。

 しかし、マラソン(運動)を始めて約3分後の、苦しさが頂点に達した時点(デッド・ポイントと言う)を過ぎると、激しい発汗とともに呼吸がス〜ッと楽になり、円滑に運動ができるようになります。

 この時期を「追い風」と言います(第二の風/セカンド・ウインドとも言う)。マラソン選手はこの「追い風」を受けて、男子選手なら約2時間強の間ハイとなり、気分よく集中して走ることができるのです。
「追い風」は、立ち上がりの苦しさを忘れさせ、背中を押してくれる風です。これは、運動で疲労が始まると同時に作られた「疲労物質(酸性物質)」を、運動の過程で作られたか、あるいは運動で増加した特定の「アルカリ性物質」が中和し始めることで起きてきます。

 仕事や勉強で「集中力」が出る仕組みも、このマラソン(運動)とまったく同じです。「はじめの約3分間で、仕事や勉強の集中力を上手に立ち上げられるかどうかで、そのデキは決まる!」と言えます。この「集中力」こそが、前任者がサジを投げた難問や、受験で超難関校を突破するパワーを生み出してくれるのです。日頃の「集中力」への鍛錬は、「いざ戦いの場」で決して嘘をつきません。

3つのプロセスを上手にバトン・タッチ!

 さて、この「集中力」ですが、①欲望(ヤル気)、②行動開始、③行動持続の3つのプロセスの巧みな“バトン・タッチ”でできています。
①欲望(ヤル気)……まず、「欲望」や「ヤル気」を起こすのが、欲望ホルモン、別名「ヤル気ホルモン」です。食欲、性欲などを掻き立てるのは、それぞれ甲状腺刺激放出ホルモン(TRH)や成長ホルモン、性ホルモンなどです。
②行動開始……①の欲望(ヤル気)は、次に「行動開始ホルモン」の分泌を刺激します。行動開始ホルモンとは、ドパミンやアドレナリンなどです。このホルモンが出てくると、人は欲望を満たそうとして、「行動」を起こすのです。
③行動持続……②の行動は、いつでも、誰でも、最初の約3分間は続けることができます。そのときに「行動持続ホルモン(集中力ホルモン)」が出て、スムーズにバトン・タッチできるかどうかが決め手となります。なお、行動持続ホルモンとは、エンドルフィン、セロトニンなどです。

 この行動から継続への連携が上手にできると、集中力が持続でき、「仕事(勉強)がスラスラはかどる!」と思えるようになるのです。

◆「抑制遺伝子」が動き出さない“そのとき”を知る

 さて、これらの3つのホルモンの働きは、以下の3つの「遺伝子」が決めています。
①ホルモンを出そうとする「活動遺伝子」
②ホルモンを出させまいとする「抑制遺伝子」
③その働きを「やれ!」「止めろ!」と時間で決めている「時計遺伝子」



 これを見てわかるように、「活動遺伝子」による集中力は、「時計遺伝子」の動き次第なのです。

 簡単に言えば、「時計遺伝子」が「抑制遺伝子」の時計を止めて、動き出さないようにすることができれば、自ずと集中力を発揮できるのです。つまり、「抑制遺伝子」が動き出さない“そのとき”を知れば、「集中力」を最大限発揮し、持続することができます。

 これこそが、本書の最大のテーマの一つとなります。

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