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歴史を動かした意外な人間関係
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歴史
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多くの弟子に慕われた吉田松陰が果たせなかった老中・間部下総守暗殺計画

『歴史を動かした意外な人間関係』
[著]日本博学倶楽部 [発行]PHP研究所


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 吉田松陰(一八三〇〜五九)が、高杉晋作や久坂玄瑞など多くの弟子たちに慕われ、心酔されていたことはよく知られていることだが、じつは弟子たちと意見が大きく食い違い、論争になったこともある。老中・間部下総守(まなべしもうさのかみあきかつ)を暗殺する計画を立てたときのことである。

 一八五八(安政五)年、安政の大獄がはじまると、松陰も捕らえられ幽閉されるが、その幽閉中の身で、彼は間部勝の暗殺計画を立てる。

 大老・井伊直弼(いいなおすけ)の意を受けて、京都で尊攘派の弾圧をおこなっているのが、間部だったからだ。

 とはいえ、幽閉中の身で、しかも長州から江戸に送られようとしているとき、京都での暗殺計画など松陰が実行できるわけがない。そこで、彼は長州藩や弟子たちに協力を求めた。

 だが、藩も、弟子の高杉晋作や久坂玄瑞も、この計画を聞いて驚いた。あまりにも無謀な計画だったからである。藩に説得を頼まれたこともあり、高杉と久坂は連名で思いとどまるように師を説得する手紙を書いた。それに対する松陰からの返事は厳しいものだった。
「其の分れる所は僕は忠義をする積り、諸友は功業をなす積りなり」

 高杉たちの考えは、無償の忠義ではなく、見返りを期待する功業であると批判したのである。弟子たちが理解してくれないことにイライラして、そんな厳しい文面になったらしい。

 この手紙にショックを受けた高杉は一時的にだがグレて、生活が荒れたという。

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