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ミスタープロ野球・魂の伝言 「100年インタビュー」保存版
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エンタメ
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第七章 愛弟子に託したメジャーへの夢

『ミスタープロ野球・魂の伝言 「100年インタビュー」保存版』
[著]長嶋茂雄 [発行]PHP研究所


読了目安時間:9分
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かつてジョー・ディマジオに(あこが)れた、

野球少年・(なが)(しま)(しげ)()の青春の夢は、

それから約半世紀の(さい)(げつ)()て、

愛弟子・(まつ)()(ひで)()のバットによって、

()しくもヤンキースタジアムの

大観衆の前で、(あざ)やかに開花した。



「千日計画」で一流選手の土台作り


──ここに、「H・MATSUI」と書かれたバットがあります。実はこのバット、(かん)(とく)宅に置いてある松井秀喜さんのマイバットで、松井さんが長嶋監督のお宅で()()りをされた時のものだそうですが。



 そうです(笑)。まあ、(ぼく)の家で練習したのは、松井選手だけですけどね。


 松井君とは(えん)があって、僕が監督の時に、ドラフトで僕がくじを引き当てたわけね。まさにミラクルといった感じでしたね。


 最初に見たのは、彼が(こう)()(えん)に出場した時。高校野球の試合を見ていてね、その時の印象が、高校生でありながら、三、四歳は上の大人の野球をする。ああ、この選手は他の選手とは(ちが)う、格が違うぞという気がしましたね。


 甲子園で、彼は敬遠の四球で(しゅつ)(るい)した。それも一度ならず、二、三、四、五度連続。しかも全部同じ構えで、一塁へ走る場面がね。あの時、テレビで見ていましてね、ああ、何という高校生、素晴らしい選手だなと思った。


 その時は、ホームランじゃなく四球ね。その、一塁へ走る姿を見ていてね、これはいい、絶対にプロでやるべきだと。

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