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カラー写真・決定版 第二次世界大戦「戦闘機」列伝
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第3章 イギリスの戦闘機

『カラー写真・決定版 第二次世界大戦「戦闘機」列伝』
[著]三野正洋 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
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総論 勝利の鍵を握ったのは戦闘機だった




 イギリスは、アメリカ、日本とちがって、第二次大戦をはじめから終わりまで戦い抜いた。日米両国の戦いは1941年12月から45年8月までであったのに対し、英独の戦争は39年9月からで、その期間は約6年に及ぶ。


 人口が当時にあって日本より少なかったにもかかわらず、これだけ国運を保ち続けた勇気には驚かされる。もちろんオーストラリア、カナダの支援があったにせよ、イギリス、そして相対するドイツはあらゆる面で抜きん出た国家と言えるのではないだろうか。


 それはともかく、1941年の秋にはイギリスに危機がおとずれた。ドイツ空軍ルフトバッフェによる大空襲である。この時点でイギリスが敗れれば、次の段階としてはドイツ軍による本土上陸も懸念される。


 しかしイギリスはこの戦い(バトル・オブ・ブリテン、英国の戦いと呼ばれる。以下BOB)に勝利し、祖国を防衛することに成功する。


 このあとアメリカが参戦したので、時間はかかるであろうが、最終的な勝利の見通しが得られた。


 このように見ていくと、大戦の行方を決めたのはBOBの勝敗であり、その鍵は戦闘機が握っていたことになる。


1:ホーカー・ハリケーン──活躍した老兵



 イギリスは、自国産、海外供与分を問わず、航空機を記号や番号ではなく普通名詞で呼んでいた。またアメリカのグラマン社は自社の機体に“猫”に関する名前を与えていたが、こちらのホーカー社は“嵐”に関連した名称を付けている。


 ハリケーンは1935年11月に初飛行を行なっている。構造的には(こう)(かん)羽布張りと古い形式を踏襲し、また初期型は1000馬力のエンジンに2枚ブレードのプロペラ付きで、性能も平凡であった。しかしまもなく1200馬力の3枚ペラになり、充分実戦に投入できる戦闘機に成長した。




 同機の特徴は強力な武装にあり、7・7mm機関銃8門、あるいは20mm機関砲4門であった。

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