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[図解]ビジネスに絶対使える! 『論語』入門
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01 成長することは楽しい

『[図解]ビジネスに絶対使える! 『論語』入門』
[著]守屋淳 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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 日本人は昔から、「徳」がある人物のことを尊敬したり、憧れたりしてきました。

「徳のある人」

「徳を積んだ人」


 と聞くと、いかにも立派な人のようですよね。


 さらに、歴史的にいえば、こうした「徳」のある人こそ高い地位につけるべきであり、「才能」や「結果」だけの人は、お金はあげても、高い地位にはつけないという考え方がありました(徳、(さか)んなるは官を懋んにし、功、懋んなるは賞を懋んにす『書経(しょきょう)』)。


 では、ここでいう「徳」とは一体どのようなものであり、「才能」とはどう違うものなのでしょう。

『論語』のなかで、「徳」というのはいろいろな意味で使われていますが、リーダーシップの観点からいえば、次の意味が強くなります。

「人間関係のなかでの、よき行動のルール」


 たとえば、「約束を守る」という行為を考えてみましょう。

「遅刻しない」

「約束したことは必ずやってくれる」


 こういった行動をできる人がいれば、こちらとしては、

「この人なら信用できる」

「お願いごとをしても安心」


 と、思えるわけです。こうしたよき行動のルールを、その人の立場──たとえば一般社員とか、課長とか、社長といったレベル──に応じた形で身につけていくことで、その人は、

「ああ、立派な社会人だ」

「いい課長さんだ」

「すごい社長だ」


 と思われ、賞賛されるようになるわけです。これが「徳」の働きです。


「才能」のプラスとマイナス



 一方、「才能」というのは、頭のよさや、物事の処理能力の高さのことを、主にいいます。


 もちろん、「才能」があれば、当然、仕事のうえでの結果も出しやすくなるでしょう。この意味では、現代の会社のように「売り上げ達成」「予算死守」などとプレッシャーをかけられてしまうような現場にいると、他にかえがたい力になるわけです。


 ただし、「才能」には一つ問題があります。


 それは、部下を持ってチームとして成果をあげなければならない局面で、「才能」だけしかないと、チームをまとめきれなくなること。


 会社ではよく、「一般社員のときは優秀だったのに、課長になったとたんに、ダメになった」というような事例がおこったりします。


 成果が認められて課長になったものの、部下をうまく使えなかったり、部下が反発してついてこなかったりで、チームが機能しなくなってしまうわけです。


 このとき、「徳」をきちんと備えていたなら、

「この人には、ぜひついていこう」


 と下が思ってくれて、チームもまとまったりするわけです。

「徳」と「才能」は、生き抜いていくために両方とも必要なのですが、地位が高くなるほど、「徳」の方がより重要になってくるのです。


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