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H章/マッキンゼーで体得したもの

『第3の教育』
[著]炭谷俊樹 [発行]PHP研究所


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   44)マッキンゼーを選んだ理由


 私が就職活動中、世の中はすでに情報があふれていました。それゆえ、これからは情報がカギで、情報をどう生かすかということを考える人の時代だろうと思ったのでした。それで、コンピューターのハードを作っている企業やソフト開発をしているところ、情報を扱っているシンクタンク、コンサルティング会社などに資料請求をし、会社訪問もしました。

 結局、大学院博士過程の一年生で中退して私がマッキンゼーに入ったのが、一九八六年です。バブルがまだこれからの時でした。

 いろいろな会社を見たなかで、マッキンゼーだけ、これは自分にとっていい会社だと思いました。当時は今と違って就職事情がよく、大学の名前を言うと、どこの会社に行っても無条件に「ほら、寿司食いねぇ」という感じで歓待されました。こいつらアホかと思ったくらいです。

 同じ大学同じ学部でも、ピンからキリまでいるのに、人を見ずに、寿司食いねぇなんて言う会社は絶対だめになると思ったのでした。それからそういう企業は、千人というレベルで採用していましたから、そんな中でやるんだと思うと、めちゃ大変だろうとか、打算的なことも考えていました。案の定予想は的中し、そのような会社は最近大赤字をだしてリストラを進めています。

 とにかく一番気に入らなかったのは、人間を見ていないことです。私という人間を見ずに、学歴で採ろうとする。

 そんな中、マッキンゼーだけが根掘り葉掘り()いてきました。あんたはどういう人だとか、何ができるのかと。面白かったのが、あなたの知識とかそういうものはいらない。でも、考える力を求めている。だから学部もまるで関係ない。理系だろうと文系だろうと、そんなことはいい。あなたの潜在的な考える力を、うちは求めますと言う。

 それだったら私はできると思ったのでした。

 私は物理を学んでいたのですが、実は不器用で、物をあまり上手に作れません。

 ラジオなどを作るのは大好きで小学生の時に良く作ったんですが、作っても作ってもめったに鳴らないのです。うまく線がつながっていない。私は分解するほうは大丈夫なのですが、作るほうはだめなのです。
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