●──川の流れのようなシステムを目指そう
「時空」による捨てる技術を巧みに取り入れたのが、本書のPART3で紹介する「WI(ダブルインデックス)式ファイルシステム」である。どんなシステムかを理解するために、ここでシステムの流れをざっと見ておこう。
これはいわゆる「袋(封筒)ファイリング」の一種であるが、私なりにさまざまな工夫をほどこしている。
どのような資料でも、この「魔法の袋」に放り込んでタイトルを記入する。タイトルを記入する個所が2つあり、そこで「WI(ダブルインデックス)式ファイル」と名づけた。
まず、袋を机の上のブックエンドに立てる。