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なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか
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歴史
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第四部 原爆製造の情報は、公式記録と『スミス・レポート』以外はすべて秘密である

『なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか』
[著]日高義樹 [発行]PHP研究所


読了目安時間:9分
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 広島と長崎で合わせて二〇万人もの日本人を殺傷したアメリカの原爆についての情報は戦後、数十年にわたって秘密にされてきた。その一部が公開されはじめたのは、一九七〇年代後半にニクソン大統領のウォーターゲート事件騒ぎがあり、大統領の権威と権限が大きく揺らいだあとのことである。

 アメリカでは長い間、大統領の権威と核兵器は密接に結びついてきた。アメリカ大統領は常時、核兵器の発射ボタンに手を置く存在である。アメリカ大統領はいわば世界人類の生殺与奪を左右する力を有している。したがって、その力を与える核兵器の秘密は厳重に保たれていなければならなかった。ところが一九七〇年代後半からマンハッタン・プロジェクトと原爆に関する資料が大量に出回るようになり、原爆をめぐる秘密が次第に明るみに出るようになった。

 マンハッタン・プロジェクトに優秀な物理学者たちが大勢参加したことはすでに述べたが、私はワシントンのコスモスクラブに行くたびに、アメリカの頭脳集団のすごさにいつも感心する。

 コスモスクラブはワシントンのデュポンサークルの近くにあり、メンバーの多くが学者や学識者である。
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