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「食のルーツ」なるほど面白事典
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雑学
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コカ・コーラは、もともと頭痛薬だった!

『「食のルーツ」なるほど面白事典』
[著]日本博学倶楽部 [発行]PHP研究所


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 コカ・コーラは一八八五年、アメリカ・ジョージア州アトランタ市の薬剤師ジョン・ペンバートンが発明し、あくる年に販売が開始されて以来、百年以上にもわたって世界中で愛飲されている。

 だが、このコカ・コーラ、当初は炭酸飲料水ではなく、頭痛薬として売り出されていた。

 はじめのころのコカ・コーラは九九パーセント以上が水と砂糖で、残りの一パーセント弱がコカの葉の抽出(ちゆうしゆつ)液とコーラの果実の抽出液だった。コカは南アメリカに多く見られる熱帯植物であり、またコーラはアフリカの熱帯植物で、どちらも興奮剤、いわば刺激性物質である。

 まず、こうした薬効成分を含むコカを調合して、沈静強壮剤「フレンチ・ワイン・コカ」が売り出された。その翌年にはフレンチ・ワイン・コカを改良し、コーラの実の成分などを加えて水で薄めて飲む「コカ・コーラ」として販売したが、これも頭痛薬として処方していた。

 それが世界的な炭酸飲料水として進化を遂げたのは、ちょっとした偶然からだったという。

 あるとき、前日飲み過ぎた客がこの頭痛薬を求めて訪れた。薬局では、小さじ一杯のコカ・コーラの原液をグラスに入れて水で薄めて提供していたが、あいにくそのとき、手近に水が見当たらなかった。困った店員は、とっさに手元にあった炭酸水で代用して出したのだ。

 店員はまずかったかなと思ったが、それを飲んだ二日酔いの客はみるみる元気を取り戻し、炭酸は効き目が早いと喜んだ。その噂がたちまち広がって、現在のようなコカ・コーラへと発展していったのである。

 ひょんな偶然から生まれたコカ・コーラだが、その原液の配合については秘伝中の秘伝。それを知っているのは、いまだに社長と技術担当の二人だけだという伝説がある。
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