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心がやすらぐ魔法のことば
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はじめに

『心がやすらぐ魔法のことば』
[著]山崎房一 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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 有楽町のマリオン十一階朝日ホールに着いたのは午後五時すぎ。受付で、ザ・シチズンズ・カレッジ事務局長の石原さんが私を待っていてくださいました。ホールの中を通って講師控え室に案内される石原さんに言いました。

幕があがったら聴衆は三人……ぞっとするような夢を見ました。大丈夫かなあ。


 歌手の故東海林太郎さんは北陸で大雪の日、観客たった四人の劇場で、プログラム通り手抜きせず全曲を直立不動の姿勢で熱唱されたことがありました。


 座席がガラガラに()いていても東海林太郎さんのように私もがんばります……」と。


 六時四十分、開演時刻となりステージ横で石原さんが私を紹介されました。見るとホールはすでに満員で、うしろの方では席が無くて立っている人たちさえいるほどでした。


 無我夢中のうちに話し終え、驚いたことに拍手がいつまでも鳴りやみませんでした。

聴衆の皆さんの顔が講演前と講演後では驚くほど変わりました。気持ちが楽になったんですね。非常に明るく自信に満ちた顔で帰って行かれるのです。私はたくさん講演のお世話をしてきましたが、こんな強力なインパクトは初めてです。来年は千席入るホールでやりましょう」と、石原さんは私に念を押しながら労をねぎらってくださいました。


 マリオンでの講演が終わって私はうれしいというより、何よりほっとひと安心したのでした。


 ニューヨークの松本さんからも激励の電報が来ていました。


 松本さんは軽い対人恐怖症だったのです。人に顔を見られるのがいやで、いつも(うつむ)いて歩いていました。昼食のときは社員食堂の隅っこでひとりぼっち。同期が次々に課長に昇進している中、松本さんだけ名刺に肩書きのない日々が続きました。


 奥さんのすすめで「父親講座」に参加したのが松本さんの転機となりました。課長代理、課長と短期間でトントン拍子に昇進、ついには、ニューヨーク支社の次長に(ばつ)(てき)されたとのこと。


 松本さんだけでなく「父親講座」修了生たちは、まわりの人々から押しあげられているようです。


 人生の道を歩んでいる勝者とは、生きている命の不思議さに感謝し、楽しく幸せに生き、まわりの人々を幸せにする人のことである、と私は思っています。このような人々の心の持ち方にマリオンで話した『百点満点のマインド・コントロール』などを含め、私の体験を本書にまとめました。


 自分の殻を破りたい人、自分を変えて積極的に生きたい人など、それぞれの願望が本書によって実現へのヒントになればと願い、精魂こめて書きました。


 心に響いたことを、ほんの少しでも実行してみてください。何らかの変化が感じられるでしょう。お約束します。


山崎 房一 

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