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気になるスピリチュアルカウンセラー 全部かかってみました!
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ルポ・エッセイ
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はじめに 都内で起きた白蛇の怪

『気になるスピリチュアルカウンセラー 全部かかってみました!』
[著]さくら真理子 [発行]すばる舎


読了目安時間:4分
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 千駄ヶ谷にある、東京体育館のプールで泳いだある日のこと。


 帰り道を歩いていると、道の脇の茂みから「ガサガサッ」と音がした。

 音のする方を見ると、細長い白蛇がいるではないか。すっくと直立して、下の方はグルグルととぐろを巻いている。ゆうに全長2メートルはあるだろう。


 私は「逃げないと危ない!」と思ったものの、足がすくんで動かない。

 と同時に、白蛇は神様の使いで、縁起が良い存在だったことを思い出した。

 蛇はチロチロと赤い舌を出しながら、真っ直ぐに私の目を見つめていた。よくみると、真っ白ではなく、少しだけ金色がかっている。

 携帯のカメラで写真を撮るかどうか迷ったが、やめた。罰が当たりそうだ。

 白蛇は微動だにせず私を見つめていたが、私は構わずその場から立ち去ることにした。

 数歩進んだところで、さすがに気になったので、後ろを振り返ってみた。

 すると、先ほどは気づかなかったが、私の後方から通行人が歩いてきていた。ここは見通しの良い一本道だから、そのまま歩いてくれば嫌でも2メートルの白蛇が目に入る。
「きっと大騒ぎするだろうな」

 ところが予想に反し、通行人は何事もなかったかのように通り過ぎていく。

 白蛇がいたはずの場所に目を移すと、もう姿はなかった。真っ昼間だというのに、白蛇を見たのは私だけのようだ。後日インターネットで調べてみたが、いくら検索しても「白蛇を見た」という書き込みはひとつも見つからなかった。


 この白蛇との出会いは、「スピリチュアル」という業界にライターとして留まり続けるかどうか、迷っていた私の背中を押す出来事となった。

 スピリチュアルの世界では、白蛇の目撃は金運の上昇を意味する。
「この方向で間違っていない!」

 私はこれからの、この世界との関わり方に、確信を持つに至った。


 私がスピリチュアルの分野に興味を持ち始めたのは、20代前半の頃だ。

 自分の将来に希望が持てず悶々としていたある日、道を歩いていると、どこからか声が聞こえてきた。
「求めよ、さらば与えられん」

 すると、しばらくして、子どもの頃から憧れていた「文筆家」という職業に就くことができた。スピリチュアル専門誌でインタビューライターになれたのだ。

 あの声は、人間のそれとは明らかに違っていた。

 私は天の神様からの声だったと思っている。


 ところが、そこから転落人生が始まった。

 もともと異次元の世界に興味はあったが、取材先で知り合ったスピリチュアルカウンセラーの鑑定を受けたことをきっかけに、私は占いやセミナーを転々とする「スピリチュアル難民」になってしまったのだ。

 霊視、催眠療法、前世療法、手相やタロットカード、パワーストーンやお札・護符だけではなくスピリチュアルアート、フラワーエッセンス、覚醒系のヒーリングなどにも次々に手を出し、そのひとつひとつに没頭した。

 その結果、ライターとして稼いだお金はおろか、WワークでOLとして働き、コツコツと稼いだ老後貯金も、ほぼ全額スピリチュアルカウンセラーにつぎ込んでしまった。占いやセミナーなどに、少なく見積もっても1000万円以上は投資してきた


 それでも私の20代から30代の時期は、「金なし、男なし、友人なし」のどん底であった。

 私がスピリチュアル難民の蟻地獄から無事に抜け出し、今では自信をもって人生を歩んでいけるのは、〈本物〉のスピリチュアルカウンセラーと出会い、彼らの教えのおかげで目覚めたからに他ならない。


 これは騙されまくった私だから断言するが、スピリチュアル業界にはものすご~く偽物が多い。しかし、ほんの一握りしかいない本物のスピリチュアルカウンセラーと出会うことができれば、宇宙からの予測もしないアドバイスを受け取り、人生をポジティブに大転換させることが可能だ。

 ただし、ここが肝心だが、初心者にとっては、スピリチュアルカウンセラーが本物か偽物か見分けるのは至難の業だ。

 かつての私のようにスピリチュアル難民化し、大金をつぎ込んで道を踏み外すのが関の山だろう。読者であるあなたに、私と同じ失敗はしてほしくない。


 そこで本書では、スピリチュアル難民として遭遇した、数々のトンデモ体験を紹介するとともに、1000万円以上を費やして編み出した、本物のスピリチュアルカウンセラーを見分ける技術を、ノーカットでお届けしたいと思う。

 本書を読み終える頃には、どんな人でも自分を変える、三次元の世界では手に入ることのない「宇宙レベルの答え」をスピリチュアルカウンセラーから引き出せるようになるはずだ。
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