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入社3年目までに知っておきたい プロフェッショナルの教科書
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会社と学校の大きな違い

『入社3年目までに知っておきたい プロフェッショナルの教科書』
[著]俣野成敏 [発行]PHP研究所


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──答えも結果も自分でつくり出せる楽しさを知ろう



 ドラッカー教授が遺した言葉に、「最初の仕事はくじ引きだ」というものがあります。最初から適した仕事に就く確率は高くない。得るべきところを知り、向いた仕事に移れるようになるには数年は必要という意味です。

 最初に自分がすることになった仕事は、くじで引いたようなものだということ。

 社会人になりたての人は、会社に入ったはいいものの、どんな仕事をするかを選ぶ権利はありません。たとえ選ぶ権利があったとしても、小学校の卒業文集に書いた将来の夢がどんどん変わっていくように、自分のやりたいことや志向は年代とともに変わっていくと思っておいたほうが自然です。

 新入社員というのは、そもそもそんな存在です。ただ学校の卒業証書と引き換えに入場券を得ただけの状態です。
「このチケットは気に入らない」

 といってほかのチケットを取りに行ったとしても、チケットの色がどんどん薄汚れていくだけです。

 それではどういうマインドで臨むべきなのか。それは入場券を得たあとは、基本的にチケットの色が変わるまで、その仕事に専念することだと思います。そうすれば、いつの間にか、ただのチケットがゴールドチケットに変わっているはずです。

 当たり前のことですが、チケットの色を変えるチャンスは、与えられた仕事の中にしか存在しません。なぜなら、ビジネスは実務に他ならないからです。

 僕は、学生と社会人の違いはチケットの種類にあると思っています。学生はテストという一発勝負でチケットを獲得します。入試で最高得点だろうが最低得点だろうが、同じ合格であれば、それは同じ価値の入場券。自ら評価を上げることも変えることもできません。それに対して社会人は、自分の力量でチケットの色を変えることができます。努力次第で格段にいいチケットにすることができる。チケットの色が変わったら、別の場所や大きな舞台で活躍できる入場券になります。

 だから今ははずれだと思うチケットだって、努力次第でどんどんプレミアチケットに変えていくことができる。

 逆に言えば、チケットの色に変化が訪れるまで頑張らないと、どこに行ってもそれは今と同じか、それ以下の価値しかない。
「その入場券を持っている人はたくさんいますから、列の後ろに並んでください」

 と言われておしまいです。

 とはいうものの、チケットを持って並んでいても、明らかにチケットの色が変わる見込みはない場合があるのも事実。そういう場合は、そのチケットは手放して、別のチケットを取り直さないといけませんが、その判断に確信が持てるのも手元にあるチケットをいかした努力の結果です。

 チケットの色が変わったかどうかは、「自分が会社にどれだけ付加価値を与えられるか」で判断できます。ただしそれを判断するのは自分ではなく、上司やお客様といった他人です。他人が自分の働きをどう認めてくれているかで決めなければいけません。
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