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10代の子どもが育つ魔法の言葉
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教育
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プレッシャーをかけすぎると、子どもは疲れてしまう

『10代の子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]雨海弘美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:17分
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 生きていれば、人はときおりプレッシャーを感じます。子どもでも同じです。けれどもプレッシャーが太刀打ちできないほど重いものだったり、切れ目なく続いたりすれば、誰だってまいってしまいます。プレッシャーを受け、ストレスを感じたとき、身体が発する危険信号を見つける方法を子どもに教えてあげましょう。危険信号に気づいたうえで、心を落ち着かせ、事に立ち向かう方法を考えてあげましょう。


 子どもは、たいていこうした大切な方法を親の姿を見ながら学びます。10代にはいって大人びたとはいえ、子どもはやはり子どもです。子どもにとってわたしたち親は、まだいちばん身近な先生なのです。



 毎日の小さなストレス


 日々の小さなストレスも、子どもにとっては、つらいものです。そして、そうした小さなストレスは、なかなかわたしたち親も気がつきません。まして、その原因がわたしたち親にあるとなれば、なおさらです。


 お母さんが13歳のレベッカに言いました。

「そんなに疲れた顔をしないの」


 そう言うお母さん自身も、仕事に、家事に、子育てに、スポーツジム通いに、大忙しです。レベッカぐらいの年になった子どもは、言葉と行動が違っていることにすぐ気がついてしまいます。今日もお母さんは、買い物に行く車の中で娘にうるさくせっつきます。

「期末試験の準備はしたの? マライアおばさんにお礼の手紙は書いたの? 今晩こそ、部屋を掃除してね」


 自分が子どもにストレスを与えているなんて、わたしたち親は、なかなか気がつきません。それどころか、子どもにはできるだけのことをしてあげていると思うものです。「宿題は終わったの?」「部屋は片づけたの?」。そう聞くのも、子どものためを思えばこそ、なのです。


 けれどもレベッカは助手席から、ぼんやり窓の外を眺め、母親の声から心を閉ざしています。これは10代特有のやり方で、身体はそこにあっても、心は別の場所をさまよっているのです。レベッカはうるさい母親のことなど気にせずに、明日学校に着ていく服を考えたり、好きな男の子のことを思ったりしています。


 子どもが心を閉ざしていると感じたら、思いだしてください。子どもに誰よりも影響を与えるのは、わたしたち親だということを。子どもが豊かに育ち、よい価値観をもつためには、わたしたちが、よい影響を与えなくてはならないのです。子どもに無視されたり、反発されてばかりいるようでは、よい影響を与えられません。


 わたしたち親から受けた影響は、その子の心に刻みこまれ、いずれ大人になり、人生を左右する決断に迫られたときに、浮かび上がります。子どもは親の言葉よりもその行動に影響されるものなのです。



 「話を聞いて」


 気むずかしい年頃になった子どもは、親なんか知ったことかという顔をしているかもしれません。それでも今、子どもが求めているのは、親のわたしたちとゆっくり過ごせるひとときです。


 何があなたにとって大切なのか、そんな物事の優先順位を考えて暮らしているでしょうか。忙しすぎる日は、たいてい子どもの相手をする余裕などありません。

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