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10代の子どもが育つ魔法の言葉
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教育
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親を信頼できる子どもは、本当のことを話してくれる

『10代の子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]雨海弘美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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 10代の子どもは誰でも、その年頃の子どもがしそうなことをするものです。親は覚悟をしておかなければなりません。


 親を挑発する。嘘をつく。カッとする。こっそりお酒を飲む(なかには、驚いてはいけません、シンナーや麻薬に手を出す子どもさえいるでしょう)。恋に落ちる。ジャンクフードばかり食べる。自分勝手にふるまう。夜遊びする。親を無視する。親に食ってかかる。タバコを吸う。外国に行きたがる。遅くなっても電話してこない。成績が落ちる。お金をむだ遣いする。悪趣味な音楽を聞く。カンニングする。髪を染める。妊娠する、女の子を妊娠させる。親の反対を押し切って結婚する。ビジネスを立ち上げる。ふらっと旅に出てしまう。


 ……つまり、10代は情熱の年頃なのです。


 親なら、大切なわが子を危険から守りたいと思うものです。けれども、危険から子どもを守るためには、本当のことを話してもらわなければなりません。そして、本当のことを話してもらうには、親を信頼してもらわなければならないのです。10代にはいった子どもの生活すべてを把握しようと思ったら、私立探偵でも雇うしかないでしょう。だからこそ、この時期の親と子どものあいだには、なにより信頼関係が大切なのです。


 15歳のルイスが、家に遊びに来たキャサリンに言いました。

「知ってる? レベッカのやつ、タバコ吸ってんだよ」


 キャサリンは家に帰ると、お母さんに「レベッカってタバコ吸ってるんだって」と話しました。キャサリンがお母さんに話したと聞いて、ルイスは怒りました。

「どうして親に告げ口するんだよ?」。ルイスにとって、親はまさしく敵方のスパイといった感じなのです。

「だいじょうぶよ。うちの親は人に言ったりなんかしない。だからなんでも話せるの」


 子どもがなんでも正直に打ち明けてくれるのは、すばらしいことです。子どもは親を信頼して打ち明けるのですから、打ち明けてくれた話を安易に人に話すのは控えるべきです。


 とはいえ、話の内容によっては黙って見すごすわけにはいかないこともあるでしょう。子どもやその友だちが自殺をほのめかしている、もしくは麻薬を乱用しているなど、命にかかわる問題がうかがえるときには、迷わず行動に出てください。


 けれども、喫煙などは微妙なところです。15歳の喫煙を「命にかかわる問題」と見る親御さんもいらっしゃるでしょう。もちろん、そうでない親御さんもいらっしゃるかもしれません。でも、何はともあれ、むやみに騒ぎ立てるのは禁物です。

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