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10代の子どもが育つ魔法の言葉
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教育
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大らかな家庭に育てば、子どもは考える力をはぐくむ

『10代の子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]雨海弘美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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 10代は自分探しの時期です。そして、10代の子どもが自分を知るためには、親の助けが必要です。口では認めないかもしれません。けれども、社会に出てどうやって生きていったらいいのだろう、とか、何を信じて生きていったらいいのだろう、と思いあぐねている子どもにとって、親の存在は必要なものです。新しいことを試すたび、子どもは親の反応をうかがい、意見を聞きたがります。子どもは親がどう思っているかをとても気にしているのです。心を大きく開いて、子どもの新たなチャレンジを見守りましょう。

「どんな大人になりたいか」という問いも子どもの心を悩ませます。そして子どもは、「理想の自分像」を親の目を通して探ります。もちろん意見が食い違うこともあるでしょう。子どもが反発することもあるでしょう。しかし、良くも悪くも、親の考え方は子どもにとって、自分探しの土台となるのです。10代の子どもは親の意見を物差しにしているのです。


 このとき、親が大らかに接すればそれだけ、子どもとの絆は深まります。子どもにとって大切なのは、「お父さんやお母さんが温かく見守ってくれている」と安心できることなのです。そうすれば、子どもは自分自身をさらに深く追求できるのです。子どもが自分の考えをきちんともった大人に成長してゆく姿を見守るとき、わたしたちは、親であることの喜びを感じるのかもしれません。


 10代の子どもはなにかと親に刃向かい、親を挑発します。子どものことで悩む親は多く、10代のむずかしさを書いた本も山ほどあります。10代の子どもが問題を起こすのは、世の中のいろいろなことに疑問を感じ、それでもその世の中に出ていく日を目指して、その子なりにあがき、自分を探しているからです。そういう子どもたちの歩みを、どうか大らかに見守ってください。わたしたち人間は誰でも、苦しみを経験しながら、自分の人生を形づくり、自分の役割を知り、ひとりの大人に成長してゆくのですから。


 子どもにとって、10代はジェットコースターに乗っているような日々です。何もかもが、目もくらむほど刺激的で、そしてあっというまに過ぎ去ってゆきます。ジェットコースターを見守るだけでなく、同乗できるのは、親の特権です。10代は子どもが親と生活をする最後の時間なのです。この貴重な時間を大切にしてください。でも、こちらが心を開かないかぎり、子どもは親に近づいてはくれません。

「今日、学校はどうだった?」「別に」。10代の子どもは、よくこう言いますね。とくに男の子は、そっけないものです。

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