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10代の子どもが育つ魔法の言葉
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教育
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先のことを考えて行動できれば、自分の行くべき道が見える

『10代の子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]雨海弘美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
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 物事には原因と結果があります。けれども、わたしたち大人もこのことをいつも考えているわけではありません。


 よく考えて行動し、その結果を受け入れられるようになるには、時間がかかります。ですから、子どもがよくないことをしたときは、怒ったり、お説教をしたり、罰を与えたりしてなんとかしようとするのではなく、やさしく導きましょう。一度言って聞かせればすむというものではありません。これはいわば、生涯にわたることなのです。


 本当に結果を考えて行動できるようになるには、信じられないほど長い時間がかかります。大人でも後先を考えずに行動してしまったりするのですから、子どもが後先を考えない振るまいをしたからといって、別に驚くことではありません。70歳をとっくにこえたわたしが言うのです。間違いありません。


 13歳のイライジャは幼いころから落ち着きがありませんでした。そのうえ、チョコレートを食べすぎると異常に興奮して動き回り、手がつけられません。もちろん、イライジャはチョコレートが大好きです。お父さんとお母さんは、お菓子の量を厳しく制限していました。でも、イライジャがある程度大きくなると、それも無理になりました。


 ある晩、夕食のデザートで、イライジャが三つ目のチョコレートに手を伸ばしました。お父さんは言いました。「やめなさい。二つでじゅうぶんだ。三つも食べたら、興奮して寝られなくなるのはわかっているだろう?」。こうして、けんかがはじまりました。お父さんはイライジャを頭ごなしに押さえつけようとし、イライジャは「自分の食べるものぐらい自分で決めさせろよ」とわめきました。


 ほんの数カ月前なら、けんかにはならなかったでしょう。ぶつぶつ不平を言っても、結局イライジャは、お父さんやお母さんの言いつけにしたがったはずです。でもそれは過去の話です。イライジャは10代の幕開けとともに、「親の言うことを聞く」段階から「自分で経験して学ぶ」段階にまで成長したのです。これから、イライジャは何度も痛い思いをしながら、チョコレートを食べすぎるとどうなるかを自分で学んでゆかなければなりません。


 子どもの歩みにあわせて導き方を考えましょう。

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