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10代の子どもが育つ魔法の言葉
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教育
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責任感を育てれば、子どもは自分で考えて行動できるようになる

『10代の子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]雨海弘美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:10分
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 10代の子どもの本業は、あらゆる意味で学ぶこと、勉強することではないかとわたしは思っています。そして子どもは、自分の親がどういうふうに生きているかを参考にして、「本業」への取り組み方を学ぶのではないでしょうか。


 人生には、親であるわたしたちにも、いやなことがあります。迷いも生じます。成功することもありますし、ストレスにつぶされそうになることもあるでしょう。思わぬ出来事にびっくりしたりしながら、わたしたちは生き、働きつづけるのです。子どもも同じです。


 ですから、時々はそんな話もしてあげましょう。わたしたち大人が思う以上に子どもにとってヒントになることも多いのです。仕事の話などもいいかもしれませんね。


 お母さんが15歳のジャニーンに言いました。

「来週、ママは、大切な仕事のプレゼンテーションがあるの。心配だわ。週末も仕事をしなくちゃならない」

「じゃあ、ダンス教室に送ってくれないの?」


 自分のことで頭がいっぱいの年頃のジャニーンは言いました。

「それは大丈夫。ちゃんと送ってあげるから心配しないで」


 お母さんはにっこりしました。一瞬ののち、ジャニーンははっとしました。

「ママが仕事のことで不安になるなんて、知らなかった」


 お母さんはほほえみました。

「新しいことをする前は、ママだって不安になるわよ。誰だって、そんなときにはぴりぴりするでしょう」

「わたしが歴史のレポートを書いたときみたいに? ほら、クラスの前で発表しなきゃならなかったでしょ?」

「そうそう。あのときは不安そうだったわね。でも、あなたはよくやったわ」

「なら、ママも大丈夫よ」

「自分を信じて、できるかぎりのことをするだけよ。今までもそうやって乗りきってきたの」


 人生には困難や挑戦がつきものです。大人のわたしたちが、そんなときにどう立ち向かうか、子どもは見ています。

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