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病気にならない食べ物事典 粗食が自然治癒力を高める
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第3章 夏バテ予防におすすめ−夏の食材−

『病気にならない食べ物事典 粗食が自然治癒力を高める』
[著]帯津良一:検見崎聡美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:16分
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第3章 夏バテ予防におすすめ-夏の食材-

水無月

6月

グリーンアスパラガス

アスパラギン酸が疲労回復&体力増強に有効




 原産地は南ヨーロッパから西アジアにかけて。日本へは江戸時代にオランダ人によって、観賞用としてもたらされました。食用になったのは明治時代になってからです。当時は缶詰のホワイトアスパラガスが主流でした。


 旬は春から夏にかけてで、甘みとシャキッとした歯ざわりが特徴です。食用にするのは若茎で、ひとつの株から何本か芽が出ます。


 生命力が旺盛で、芽を摘まずに成長させると高さが2mにもなります。


 日光に当てて栽培した緑色のものがグリーンアスパラガス、日に当てないよう茎に盛り土をして軟化栽培したまっ白なものがホワイトアスパラガスです。


 栄養的にはグリーンアスパラガスのほうが優れています。βカロテンをたっぷり含んだ緑黄色野菜で、ほかにビタミンC、ビタミン〓、ビタミンEも多く含んでいます。抗酸化作用の強いビタミンが多く、動脈硬化予防、老化予防、免疫力アップなどに役立ちます。


 特筆すべきはアミノ酸の一種であるアスパラギン酸でしょう。アスパラギン酸は疲労物質である乳酸の代謝・分解を促進して、疲労回復やスタミナアップに役立ちます。


 穂先に多く含まれるルチンは、毛細血管を強化し血行を促進するため、動脈硬化、高血圧予防に効果的です。中高年に欠かせない野菜と言っていいでしょう。


選ぶときのポイント・保存方法

穂先がつまっていて切り口の乾いていないものがよい。緑色の濃いものがおすすめ。鮮度が落ちやすいが1~2日ならポリ袋に入れて冷蔵庫へ。長期保存する場合はさっとゆでて冷凍庫へ。



水無月

6月

新しょうが

血行をよくして万病に効く




 原産は熱帯アジアで、インド、中国、ギリシャ、ローマなど世界各国で紀元前から栽培されています。食用、薬用ともに広く利用され、特に漢方では「(しょう)(きょう)」と呼ばれ、生薬として活用されています。日本の漢方薬にもよく使われています。


 日本には3世紀以前に渡来し、江戸時代には「葉しょうが早出し禁止令」が出るほどの人気で大衆食品のひとつでした。


 一般によく出回っているものは「ひねしょうが」と呼ばれる、前年に収穫して貯蔵しておいた根しょうがです。初夏に出回る出荷したばかりの根しょうがを「新しょうが」と呼びます。


 新しょうがよりもひねしょうがのほうが香り、辛みが強いのが特徴です。ほかに葉がついた「葉しょうが(谷中しょうが)」や、焼き魚などのつけあわせに使われる「はじかみ(矢しょうがを酢漬けにしたもの)」などもあります。


 薬味として利用されることが多いので、一度にたくさん食べることはあまりないでしょう。ビタミンはそれほど多くありませんが、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを多く含んでいます。


 辛み成分はジンゲロンで、体を温めて血行を良くする作用があり、冷え症の改善、内臓の働きを高めるので体脂肪の燃焼促進にも働きます。

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