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エンターテックブック クラブカルチャーの未来と風営法改正 法改正から生まれた夜の価値
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音楽と法律のハイブリッド

『エンターテックブック クラブカルチャーの未来と風営法改正 法改正から生まれた夜の価値』
[著]齋藤貴弘 [著] 山口哲一 [発行]PHP研究所


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(山口哲一、以下山口)2016年から施行された風営法改正は歴史に残る偉業でした。日本のカルチャーの母体となり得る場であり、インバウンドで都市の魅力を担うクラブが規制から守れたことも素晴らしいですし、クラブ事業者、DJ、アーティストなどが一致団結したという「やり方」も類を見ないものでした。


 その中心人物に、成功の秘訣と五輪後の東京について聞きましょう。ニューミドルマン養成講座の第1期受講生でもある齋藤貴弘弁護士に講師をお願いしました。


(齋藤貴弘、以下齋藤)皆さんお越しくださってありがとうございます。弁護士の齋藤貴弘と申します。まず、弁護士の再定義っていうところに軽く触れつつ、自己紹介できればと思います。



 まず簡単に自己紹介をさせてください。弁護士になって丸十年、もう少しで11年目です。事務所は弁護士3人で、パラリーガル、事務員含めて6人、7人の小規模な事務所ですが、小規模がゆえに、従来の弁護士の枠組みにとらわれずにやりたいことができている事務所だと思います。



 弁護士になる前は高校時代にバンドをやっていて、高校卒業をした後、貧乏バンドマンのような生活をしていました。昼間レストランなどでバイトをして、夜スタジオに入って……ということを2年くらいやっていました。



 当時一緒に音楽をやっていた仲間はなかなか才能があって、その後プロで活躍していたりもします。僕は音楽が大好きでずっとやりたかったのですが、自分の音楽的な才能が微妙に足りないと感じつつ、音楽への関わり方っていうのは、別に表現するだけじゃなくいろいろなやり方があるんじゃないかな、ということも感じて、大学に入り、司法試験を受けて弁護士になりました。


 少し遠回りでしたが司法試験に合格したのは28歳の頃です。



 なぜ弁護士になったかというと、あんまり選択肢がなかったというのが本当のところです。高卒で、フリーターで、音楽やっていました、といってもどこか新卒で採用してくれるわけでもないので、そうすると何か資格だろうっていう話になり、資格試験のこともよく分からずに、司法試験を目指しました。



 当時の司法試験は、今のようなロー・スクールのような制度がなく、学歴がなくても試験さえ合格さえすればよかった。職歴も学歴も関係なく、年に1回の司法試験に受かれば、お金も何もない人でも弁護士になれるということだったので司法試験を受けて、そして弁護士になりました。



 この「音楽」と「弁護士」のハイブリッドで何かできないかなという思いから、風営法改正に関わることにつながっていったのだと思います。そういうスタンスで自分の中では関わっていったつもりです。



 最近、会社に勤めつつ別の名刺を持っているような、別の肩書を持って活躍されている方がどんどん増えていると思うのですが、私は普段はいわゆる普通の弁護士の仕事をしています。顧問先が20社くらいあって、その顧問先のクライアントワークをやっていて、それで事務所の運営を回しています。



 顧問先にはいろいろな会社があり、ジェネラリストとして普段はクライアントワークを行っているのですが、従来の弁護士業務の枠を越えて、自分の仕事の幅を広げたいという気持ちもあります。



 最近の弁護士はニュースなどでも仕事がない、就職先が限られている、飽和状態だとかいろんな報道がされています。


 そんな環境のなかで何か新しい弁護士の在り方のようなものを、実験的ですが自分なりに模索して見つけて、法律を変えるような行動をすることで、若い子たちが、弁護士って面白いかもと思ってくれればいいなという思いをもって活動をしています。



 その思いの先に、音楽に関する法律として風営法があったので、それを変えるということをやってきました。詳しくは、後でお話しできればなと思います。


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