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恋する女の、いい言葉 嫌いな男の砂糖より、好きな男の塩がいい
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ルポ・エッセイ
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1章 「恋の力」についてのいい言葉

『恋する女の、いい言葉 嫌いな男の砂糖より、好きな男の塩がいい』
[著]大原千 [監修]柴門ふみ [発行]PHP研究所


読了目安時間:13分
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01

男を待つ十分、二十分という

時間は、

女を飛躍的に美しくする。


林真理子 Hayashi Mariko(作家 1954~) 


胸をときめかせながら恋人を待つとき、

恋のせつなさがわかり、大人の女性に変わるのです。



 恋人を待つとき、女性は美しい一匹の雌に変身します。1分が永遠にも感じられるような待つ時間の長さ。そのなかで女性はどんどん美しく変わっていくものです。駅前広場、メトロの改札口、いつものカフェ……で。


 平安時代、恋愛において、女性は自分から男性にアタックすることはゆるされず、ただ恋人の訪れを待つ身でした。彼女たちは、夜やって来て、朝早く帰って行く恋人を何度恨んだことでしょう。しかし化粧をして男性を待つうちに、男性の顔や声、しぐさなどが思い出されてきて、彼女はキラキラと輝いていきます。


 大人同士の恋愛には駆け引きもあって、ときには甘えて見せ、ときにはすねる。ときには待たせ、ときには待つ。


 でもやっぱり恋の醍醐味を知っているのは、「男性を待つ」受け身の女性です。胸をときめかせながら恋人を待つせつなくなるような時間。あなたがもっと美しくなりたかったら、男性を待たせる女性よりも待つ女性になりましょう。もしかしたら、林真理子さんも、そうやって美しく変わっていったのかもしれません。


02

たとえ、だめな男を

愛したとしても、

恋愛がないよりはいいと思えるの。


瀬戸内寂聴 Setouchi Jakucho(作家 僧侶 1922~) 


人生は一度だけなのに、恋愛をしないなんて信じられません。

寂聴さんのように、燃えるような恋をして女をみがきましょう。



 もし、男遍歴に色をつけるとしたら、彼女に似合うのは何色でしょうか。2013年に公開された、満島ひかり主演の映画『夏の終り』。二人の男の間でゆれ動く女の愛の迷い。妻子持ちの中年作家との不倫。いちずに愛を求める年下の男。8年もの、出口のない濃厚な情愛の日々。自分の体験を私小説風にまとめたこの物語は女流文学賞を受賞して、彼女は41歳で文学者として認められました。


 26歳のとき夫と3歳の一人娘を捨てて、5歳年下の夫の教え子と駆け落ちしようとした人妻。青年は現れず、実家からは「二度と家の敷居をまたぐな」と縁を切られ、その日から、作家瀬戸内晴美の文学と男遍歴の日々がはじまりました。

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