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(2021/11/26 追記)

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「巨大市場」の真実がみえてくる! 中国ビジネスに勝つ情報源
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ビジネス
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あとがき

『「巨大市場」の真実がみえてくる! 中国ビジネスに勝つ情報源』
[監修]橋本久義 [著]加賀谷貢樹 [発行]PHP研究所


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 本書の企画を思い立ったのは、二〇〇二年の秋頃である。その企画が今回、書籍として形になるまでに一年半もの歳月を費やしてしまった。

 だが、幸か不幸かその間に、二〇〇二年十一月に行われた中国共産党第十六回大会やSARSなど、発展著しい中国にとって大きな意味を持つ出来事を、いくつも目の当たりにすることができた。同時にその間、日本の大手メディアだけでなく、中国筋の情報源と日本国内の中国専門メディアなどの合わせ読みを行い、お隣の国で起きている出来事の「真実」を検証することの大切さを痛感した。

 いずれにしても本書が、日本のビジネスマンが「巨大市場・中国」の最新動向や人々の暮らしぶりを理解するための手掛かりになることを、切に願うばかりである。

 政策研究大学院大学教授の橋本久義先生には、ご多忙のなか、本書の原稿にお目通しをいただいた。持ち前の「現場主義」を貫く橋本先生は、すでに中国に何度も足を運び、現地におけるものづくりの実態を熟知されている、日本でも希有な存在である。じつは橋本先生の『町工場が滅びたら日本も滅びる』(PHP研究所)などの著作を読み、そして実際に先生のお話を聞くにおよび、中国市場での成功を目指す日本企業の活動をサポートするような本ができないか、と思い至ったのが、この本の企画の発端である。

 出来の悪い生徒であったが、私は学生時代、中国の現代文学を専攻した経験がある。その関係で、私は十数年前から中国の新聞・雑誌にわずかばかりながら目を通していた。それがサラリーマン、雑誌記者と仕事を転々とするうちに、次第に中国情報が自分とは縁遠いものになってしまっていた。ところが橋本先生との出会いをきっかけに、私はまた中国書籍専門店に通い出し、目につく雑誌や新聞を買い込むようになった。本書で紹介した新聞・雑誌メディアは、いわばその集積である。

 ところで、本書の制作にあたり、感謝すべき人々はあまりにも多い。とくに中国政界にも広い人脈を持つ中国広告社の寺田亘利社長には、『人民中国』誌や『人民画報』誌についての問い合わせを通じ、中国におけるメディア行政の現状などについて、さまざまなご教授をいただいた。

 また膨大な量にのぼる中国情報を精選し、日本語による情報発信を行っている国内専門新聞・雑誌・Webサイトの取り組みにも、頭が下がる思いで一杯である。今日の「日本語による最新中国情報の発信」、という報道スタイルが日本に根付いたのも、彼らの地道な努力の賜物である。そして彼らの情報発信がなければ、日本人の中国に対する興味はここまで高まらなかったはずである。それゆえ彼らが、情報面で日本と中国の距離を大きく縮めてくれた、といっても過言ではない。本書で数多くの日本語媒体を紹介できたのも、ひとえにメディア各社・各団体のご厚意によるものである。

 さらに、私の拙い中国語と英語による電子メールやファクスに快く応じ、媒体写真などの掲載許可をいただいた中国メディアの方々にも感謝の念は尽きない。なかでも、海爾・海外プロモーション部の担当者からいただいたメールには心を打たれた。ここにその一部を紹介したい。
「日本の皆さんの、中国および中国人民に対する理解を高めるうえで、本書が有益だと思います。そしてまた、海爾のホームページがその『理解』を促進することができれば幸いです」

 本書の第五章でも紹介したように、中国のホームページの掲示板や新聞の見出しに書かれた日本批判は、「巨大市場・中国」における揺るぎない真実である。だが、その一方で、このように日中の相互理解のために一肌脱ごうとする、市井の人々の良心と心意気が存在することもまた真実なのである。それゆえ今後、日本企業の展開する中国ビジネスが、日中友好への「プラスのエネルギー」を増幅することに期待したい。現場を知らない書生風のいい方かもしれないが、その意味において、日本企業には中国市場における「勝者」になってもらいたいと思う。

 なお、本書に記した中国語の新語やインターネットにおける流行語、ビジネス専門用語は、中国発行の新語辞典などで確認し、正確を期したつもりである。だがメディアを飛び交う最新中国語にはまだ辞書に載っていない語彙も多く、ともすれば誤りがあるかもしれない。その際には、忌憚のない訂正、ご教授などを乞う次第である。

 最後に、本書の制作を通じて得た、日中の「メディア人」たちとの出会いは私の誇りでもある。このような貴重な機会を与えてくださった、PHP研究所・学芸出版部の川上達史氏に、この場を借りて感謝の意を述べたい。
加賀谷 貢樹  
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