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子どもが育つ魔法の言葉
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けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる

『子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]石井千春 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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 子どもは、スポンジのように親の言葉や行動のすべてを吸収し、学びます。親が()()てほしくないと思っていることも、覚えてしまいます。ですから、もし、親が、わが子のことだけでなく、他人や世の中にも不満だらけで、いつも文句ばかり言っていたとしたらどうでしょうか。子どもは、そんな親から、人をけなすことを覚えてしまうでしょう。そして、自分自身のことも責めるようになってしまいます。物事のいい面をではなく、悪い面を見て生きてゆけと、子どもは教わってしまうのです。


 不満だらけの親の気持ちは、ものの言い方や、ちょっとした()(ぐさ)や目つきに表れます。相手に不満があるときには、自然に目つきや物言いがきつくなるものです。小さな子どもは、こういう親の態度にとても敏感で、傷つきやすいものです。たとえば、「もう寝る時間ですよ」という一言にしても、言い方次第で、まったく違った意味を持ちます。いつも子どもにイライラしている親は、「なにをぐずぐずしているんだ」という非難をこめて、この一言を発するでしょう。子どもは、自分が責められていることを感じ取ります。そして、自分は()()なのだと思ってしまうのです。


 もちろん、わたしたちは誰でも、ときには不機嫌になることがあります。つい小言や文句を言いたいときもあるものです。けれども、いつも不平不満を口にし、人の欠点をあげつらっているとしたら、話は別です。親がいつもそんなふうだとしたら、家の中は暗く、とげとげしくなってしまうでしょう。家庭を、そんな場所にはしたくないものです。家庭とは、子どもがのびのびできる安らぎの場であるはずです。そんな家庭をつくることが親の役目ではないでしょうか。



 ついカッとなってしまったら


 六歳のアビーは、台所のテーブルの上で、()んできた花を花瓶にいけようとしていました。と、急に花瓶がひっくりかえってしまいました。花は散らばり、あたりは水(びた)しです。アビーは自分も濡れたまま、ただ泣いています。飛んできたお母さんは、カッとなって、()()りました。

「なにやってるの! ほんとに、ぶきっちょなんだから!」


 わたしたちは、ついカッとなって、こんなふうに子どもを怒鳴りつけてしまうことがありますね。もちろん次の瞬間には後悔するのですが……。疲れているときや、ほかのことで頭がいっぱいのときはなおさらです。しかし、こんなふうに子どもを怒鳴りつけてしまったら、すぐに態度をあらためるべきなのです。

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