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子どもが育つ魔法の言葉
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子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

『子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]石井千春 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
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 人間には、人を馬鹿にして面白がるという(ざん)(こく)な一面があります。

「ただの冗談だよ。冗談もわかんないの?」。こう言われてしまえば、馬鹿にされた人は、それ以上返す言葉がありません。何を言っても無意味です。言い返せば、ますます馬鹿にされてしまうからです。かといって、黙ってしまえば、プライドは傷ついたままです。


 特に、幼い子どもは、馬鹿にされると、どうしていいか分からなくなってしまいます。そのまま我慢するべきなのか、それとも相手を避けるべきなのか、判断できないのです。これは、ブレーキを踏んだままアクセルを吹かすような、にっちもさっちもいかない状態です。子どもはジレンマに(おちい)ります。そして、おどおどし、なるべく目立たないように、陰に隠れるようになってしまうのです。


 子どものなかには、人から馬鹿にされて引っ込みじあんな性格になってしまう子もいます。そんな子の場合は、元々おとなしい性格の子とは違うのです。おとなしい子というのは、人と親しくなるのに時間のかかる子です。それは、その子の性格の一部なのです。一方、人に馬鹿にされるのが怖くておとなしくしている子の場合は、これとは違います。このような子どもの場合は、わたしたち親が話を聞き、手を差し伸べなくてはなりません。



 いじめから子どもを守る


 人を馬鹿にするとき、わたしたちは笑います。これは、人をおとしめて、あざ笑っているのです。人を馬鹿にするとは、人をあざ笑うことだとも言えるでしょう。笑いは、人の心を(なご)ませ、仲間意識を強めるものですが、人をあざ笑うというのは違います。その人にいやな思いをさせて笑いを引き起こすからです。子どもにとっては、その区別はなかなかつきにくいものです。漫画や漫才で、人の失敗を笑う習慣がついているからなのかもしれません。壁にぶつかったボケ役を見て、わたしたちは笑います。親は子どもに、ギャグの世界と現実とは違うのだということを教えなくてはなりません。

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