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子どもが育つ魔法の言葉
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くらし
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親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

『子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]石井千春 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
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 (しつ)()は、英語では「緑色の目をする」と比喩的に表現されます。まさに、そのとおりだと言えるでしょう。嫉妬は、わたしたちがどんな目で他人や物事を見るかによって生まれる感情です。嫉妬深い目には、隣の芝生は青く見え、他人の車は上等に、家は立派に見えます。本当は、自分の庭の芝生は青く、車も家も申し分ないとしてもです。


 世の中には、確かに、自分より恵まれている人は大勢います。しかし、自分より恵まれない人も大勢いるのです。この事実のどちらに目を向けるか、それは、わたしたち次第です。もし、親がいつも自分と他人とを引き比べて不満に思い、他人を(うらや)んでばかりいたらどうでしょうか。子どもも、そんな親の影響を受けてしまいます。わたしたちは、子どものためにも、緑色の目の怪物にならないように心がけるべきなのです。子どもが、己の幸福を幸福とし、他人を(ねた)んだり(そね)んだりすることがないように、親は教えなくてはなりません。



 隣の芝生は青く見える


 そもそも、他人と自分とを比べること自体は避けられないことです。実際、自他を比較することなく生きるのは不可能です。自他の違いを認識してこそ、物事を見る目が養われるのです。子どもも、自他の違いに気づくことから、批判能力を育ててゆきます。問題なのは、違いを認めた後、わたしたちがどう思うかなのです。人を羨み、嫉妬してしまうか、そうはならないか、ということなのです。


 ある日、庭で子どもたちは遊び、お母さんは土をいじっていました。そこへお父さんが運転するぴかぴかの新車がバックで入ってきました。お母さんはこの色がいいと思っていましたし、子どもたちも大喜びです。新車を買うのは初めてで、本当にすごいことです。お父さんは嬉しくてしかたがありません。


 みんな喜んで車の手入れをしました。夏の間、子どもたちは洗車を手伝いました。車に乗るときには、座席を汚さないように靴を脱ぎ、車の中では物を食べないようにしました。


 その年の秋、近所の人が、もっとかっこいい新型モデルを買いました。

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