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子どもが育つ魔法の言葉
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叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

『子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]石井千春 [発行]PHP研究所


読了目安時間:16分
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 子育てをしていくうえで、子どもに善悪の判断を教えることは、とても大切なことです。善悪の判断を学ぶことは、わたしたち人間にとって、一生とまではいかなくても、長い時間のかかることだからです。


 人のおもちゃを横取りしてはいけない、お菓子を買ったらお金を払わなくてはいけない、カンニングは悪いことだ……子どもへの(しつけ)は、最初はそんなことから始まります。そして、子どもが成長するにしたがって、もっと複雑な道徳的問題にも触れることになります。……嘘をついてもいいのか、友だちの不正を見つけたらどうしたらいいのか。そんな問題を、子どもに考えさせてゆくことになるのです。何が正しくて、何が間違っているかを判断する力は、人が一生かけて(つちか)ってゆくものです。子どもは、親とともに、その長い道のりの最初の一歩を踏み出すのです。


 では、どうやって、子どもに(せい)(じや)の基準を教えたらいいのでしょうか。親の姿を見習って、よい子に育ってほしいと親は願うものです。しかし、子どもが実際に悪いことをしてしまったときには、どう対処すればいいのでしょうか。たとえば、誰かを傷つけたり、わざと物を壊したりしたときにはどうしたらいいのでしょうか。


 まず、「そんなことになると分かっていたら、許さなかった」と、子どもにきっぱり言うべきなのです。そして、なぜそんなことになってしまったのかを考えさせ、自分の行為を恥じさせ、反省させなくてはなりません。ときには、同じ失敗を繰り返さないように(ばつ)を与えることも必要でしょう。


 けれど、子どもが必要以上に自分のことを恥じないように、また()(えき)なコンプレックスを(いだ)かないように注意する必要があります。子どもを責め、厳しく叱りすぎると、子どもは自信を失い、自分をだめな人間だと思うようになってしまいます。あまりにも厳しく子どもに接するのはよくないことです。厳しい罰を与えるよりも、子どもを支え、励ましたほうが、子どもはよく学ぶものなのです。


 ほとんどの場合、子どもは、自分では意識せずに悪いことをしてしまうものです。たとえば、ほかの子から思わずおもちゃを取り上げてしまったり、台所を散らかしてしまったり、無断で人の物を使ったり……。こんなときは、親は、なぜそれがよくないことなのか、どうやって責任を取ったらよいのかを教えなくてはなりません。



 厳しく叱るよりも、子どもを励ますほうがいい


 子どもが何か悪いことをしたとき――物を盗んだり、嘘をついたり、人を(だま)したりしたとき――ふつう、わたしたち親は、まず怒り、そして、子どもを悪いと決めつけてしまいがちです。しかし、その前に、子どもの側の話も聞いてほしいのです。子どもは、自分が悪いことをしたとは知らなかったのかもしれないからです。

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