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子どもが育つ魔法の言葉
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子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

『子どもが育つ魔法の言葉』
[著]ドロシー・ロー・ノルト [著] レイチャル・ハリス [訳]石井千春 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
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 子どもにとって、公平と不公平はとても単純明快なことです。公平とは正しいこと、不公平とは間違ったことなのです。子どもの遊びの世界では、それがはっきりしています。ルールに従わずに不公平なことをすれば、仲間外れにされてしまいます。けれど、現実の人生には、そんなルールはありません。人生にも単純明快なルールがあったらどんなにいいだろう。それに従っていれば必ずうまくゆくルールというものがあれば……。そんなふうにわたしたち大人はときどき思うものです。


 わたしたち大人は人生の浮沈を経験しています。ですから、人生は思ったようにはゆかないということを体で理解しています。しかし、子どもにはまだそれが分かりません。「そんなの不公平だよ」と素直にそう思うのです。


 七歳のサリーは、近所の子どもたちと遊んでいました。ところが、カン()りでズルがあったのです。サリーは、お母さんに訴えました。こんなとき、親は、

「しょうがないわよ。そういうこともあるんだから」


 と、真面目に取り合わないことがあります。しかし、それでは子どもの怒りは収まりません。こんなときは、どんなズルがあり、どう感じたのかということを聞いてあげるべきなのです。ただし、子どもの不平不満を聞いているだけではいけません。

「どうすれば、そうならなかったと思う?」

「こんどからは、どうすればいいと思う?」


 こんなふうに問いかけるのです。子どもが、次回からはうまくゆくように頑張ろうと思えるように、話を持ってゆくことが大切なのです。


 家庭内でトラブルがあったときも同様です。子どもの不満や怒りを聞き入れ、互いの考えや要望についてきちんと話し合うことが大切です。子どもには子どもなりの言い分が必ずあるものなのですから。


 親は公平に接していると思っていても、子どもからすればそうは見えないこともあります。それも一理あるのです。大切なことは、誤解がないように子どもに気持ちを伝えることです。また、柔軟な態度で接することも大切です。子どもの話をきちんと聞き、子どもの意見を尊重すること。このことが、とりもなおさず、子どもに公平であるということになるのです。

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