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「こころの静寂」を手に入れる37の方法
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生き方・教養
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はじめに

『「こころの静寂」を手に入れる37の方法』
[著]松本圭介 [発行]すばる舎


読了目安時間:3分
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仏教のエッセンスを、等身大の目線から


 日々の暮らしの中で、あちこちから聞こえてくる「雑音」に悩まされていませんか?


 会社や学校、あるいは家庭で、怒りや妬みの気持ちが湧いてきたり、嫌なことをすべて投げ出して、どこかへ逃げてしまいたい気持ちになったことはありませんか?


 この本は、そんなふうに日々なかなか心穏やかでいられない皆さんのために、仏道の修行をおさめたお坊さんが書いた本……ではありません。


 先に自己紹介をしましょう。


 私はもともと仏教が好きで、大学卒業後に新卒でお寺の世界に飛び込みました。


 たまたま縁あって、今は東京の街中にある浄土真宗の光明寺というお寺で、お坊さんの仕事をさせてもらっています。


 どういうことをするかと言えば、ご法事やお葬式でお経を読んだり、法話をしたり、お寺の運営に必要なことなら何でもやります。


 とくに、お寺の会報誌やホームページを作るのは私の担当です。


 打ち合わせがあれば、スーツを着て出かけることもあります。


 そして、勤務時間が終われば、妻と子どもの待つ自宅に帰ります。


 たまの休みの日には、家族で遊びに出かけます。


 おわかりの通り、私の普段の生活は、「少し珍しい仕事をしている」という以外は、同世代の人と目立った違いはありません。


 とくに、浄土真宗では伝統的に厳しい修行をしませんので、私には人に「自分はこんな難しいことをやってきました」と言えるようなものも、これといって何もないのです。


 お坊さんですと名乗ることもためらうくらいの、何の変哲もない一人の俗人です。


 しかし、そんな私でも、これまで仏教の周りをうろうろしてきたおかげで、ずいぶんいろんなことに気づかされました。


 たとえば今までの私だったら、怒りや欲に任せた行動をして、人や自然を傷つけるようなことばかりしていましたが、仏教に親しむにつれて、だんだんと自分自身の有り様が自覚できるようになってきた気がします。


 それは、自分が成長したというよりは、いつまでたっても成長しない自分の姿を鏡で見て愕然とし、自分をできる限りコントロールすることで人様への被害を最小限に食い止められるよう、冷静に穏やかにいるよう気をつけるようになったというのに近いです。


 おかげで、危なかしくもなんとか今までやってこられました。


 こんな俗人のためにも親切に説いてくれているのが、仏教の懐の深さです。


 この本では、日々の普通の暮らしの中で、あちこちから聞こえてくる「雑音」に悩まされている私自身が、いかにして心を穏やかに保っていくことができるのか、仏教の教えに照らしながら考えていきます。


 仏道修行の達人が仏教から得るものとはほど遠いレベルですが、逆に言えば、人間的にもまだ未熟な私などの実生活にも役に立つエッセンスなら、誰にでもすぐに使いこなせるに違いありません。


 多少なりともこの本が、読者の皆さんがそれぞれ次のステップへ進むためのお役に立つことがあれば、とても嬉しいです。

松本圭介
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