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終わる愛 終わらない愛
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生き方・教養
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悲劇の主人公になっていないか

『終わる愛 終わらない愛』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


読了目安時間:10分
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情緒的に未成熟な人ほど愛に悩まされる

「二十三歳の夢見る乙女」が愛に悩んでいる。婚約している三十歳の彼の方に、友だちの結婚式の時に知り合った三十歳の女性がいる。その女性に子供ができた。現在妊娠四カ月だという。その女性が子供を産むということを言っている。
「お金はいらないから結婚してくれ、お金が問題ではない」と、その女性は言う。その女性のところに彼女(=二十三歳の夢見る乙女)も行った。三人一緒のところでも、その女性は子供を産むと言い張った。彼と彼の両親もその女性のところに行って、全部で七回ほど話し合った。話し合いがつかなくてその女性が子供を産んでも、「二十三歳の夢見る乙女」は彼と結婚すると言う。「ゴタゴタがあっても、私は愛を信じている」と彼女は言う。

 しかし残念ながら、ウルフが言うように非現実的でロマンティックな理想主義者くらい愛に悩まされた人はいない。情緒的に未成熟な人ほど、単なる愛欲を偉大な愛と信じ、世の中によくある愛のもつれを、独自の悲劇と思い込む。

 彼はその女性に「お前とは結婚しない」と言いながら関係を続ける。それでも彼女(=二十三歳の夢見る乙女)は、「彼は真面目です」と言う。いったい彼のどこが真面目なのかと思うが、真面目だと言い張る。
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