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(2021/11/26 追記)

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男の子が力強く育つママの習慣
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くらし
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1 「男の子はこういうもの」と考えるところからスタート

『男の子が力強く育つママの習慣』
[著]清水克彦 [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
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「いつも子どものあとを追いかけ回しているのでヘトヘトです」

「毎日、ガミガミ(しか)ってばかりで、本当に疲れます」


 男の子を持つママからしばしば聞かれる言葉です。それだけではありません。

「担当したクラスに男の子の割合が多いと、正直、『これは大変だな』と思ってしまいます」


 保育士の方からも、こうした本音を時折耳にします。


 子どもと触れ合うのが仕事の保育士ですらこうなのですから、初めての子どもが男の子、あるいは、一人目の子どもが女の子で二番目に生まれた子どもが男の子といったママの場合、「もう大変」と感じるのは当然かもしれません。


 しかし、男の子の特徴を把握しておけば、いくらか気分が楽になります。男の子を力強い子に育てるには、ママの「許容力」が大切で、

「男の子はこういうもの」


 と達観できるようになれば、小言が減り笑顔が増えていくからです。


 では、男の子にはどんな特徴があるのか、あらためて整理しておきましょう。


■男の子の八つの特徴


 ・動くことが好き、動くものに興味を示す


 ・荒っぽいこと、危険なこと、冒険的なことをしたがる


 (さわ)って確かめたいと思えば触り、踏みたいと思えば踏んづける


 ・強いものに(あこが)れ、ヒーローになりたがる


 ・ふざけること、品のないことが大好き


 ・大事なとき、緊張しているときに限ってふざける


 ・一人で遊ぶことが苦にならず、好きなことに没頭できる


 ・空想好きで夢の世界に憧れる傾向が強い



 もちろん、男の子の中にもおとなしい性格の子どももいますが、考えるより先に体が動いてしまう、「したい」と思ったら後先を考えずに行動する、ふざけたり(きたな)い言葉を発したりするのを好むのが男の子です。


 保育士向けの学習指導要領にあたる「保育所保育指針」(厚生労働省)には、「子どもの気持ちを受容し……」という一節がありますが、その指針どおり、「男の子はこういうもの」とあきらめ、すべてを受け入れるところから始めましょう。

「あきらめる」という姿勢は、とかくネガティブにとらえがちですが、ありのままの姿を受容し許容するポジティブな考え方でもあります。


 あきらめてしまえば、気持ちがかなり楽になります。やんちゃに映る行為や奇妙に見える行動も許せるようになります。


 また、この「保育所保育指針」には、次のような記述もあります。

「さまざまな体験を通して、豊かな感性を(はぐく)み、創造性の芽生えを(つちか)う」

「子どもが自発的、意欲的に(かか)われるような環境を構成し、そこにおける子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にする」


 これらの文言は、男の子だけを対象にしたものではありませんが、男の子は女の子以上に、さまざまな体験から学び、いろいろとトライしてみることで好奇心を深め、「もっと知りたい」と自主的に動くようになりますから、

「こら! やめなさい!」

「ダメって言ったでしょ?」

「いつまでやってるの? いい加減にしなさい」


 などと、あまり目くじらを立てず、先ほど挙げた八つの特徴は、男の子が自ら伸びようとしている姿なのだと考え、

「まったく、しょうがないわねえ」

「さあ、次は何をやらかしてくれるのかな?」


 と笑って許容するママであってほしいと思います。


 特に幼児期、あるいは小学校低学年あたりまでの男の子の場合、ママの許容力が素直さや自己肯定感を左右します。


 細かなしつけのために、何かにつけてガミガミ叱るよりも、その姿を認め、惜しみない愛情を言葉と行動で与え続けるほうが、「僕はママに愛されている」という実感につながっていきます。


 その実感が得られれば、どんなにやんちゃな男の子にも、ママの言葉にはきちんと耳を傾けようという素直さや、「僕には存在を認めてくれるママがいる」という安心感と自己肯定感が芽生えてきます。これが力強い子に育つ原点です。

「○○ちゃんはママの宝物。大好きよ」


 そんな言葉をかけ、抱きしめてあげてください。

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