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(2021/11/26 追記)

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発達障害と結婚
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はじめに

『発達障害と結婚』
[著]吉濱ツトム [発行]イースト・プレス


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「結婚しないんですか?」


 これは僕がセミナーの懇親会などで最もよく聞かれる質問です。これは、ひと昔前だったら、「どうして結婚しないんですか?」という聞き方をされていたところでしょう。


 実際、年配の方のなかには、いまだにこのような聞き方をしてくる人がいます。この「どうして」には、結婚すべきだという価値観の押しつけと、結婚していない人に対する非難の気持ちが込められていると思うのは、僕の考えすぎでしょうか。


 ともあれ、結婚するのも自由、結婚しないのも自由という、いい時代になりました。しかし、その半面、結婚したい人がなかなか結婚できない時代でもあるようです。僕のところにも、結婚に関する相談が増えてきました。


 僕は発達障害の改善を中心にカウンセリングをしていますが、基本的に僕にアドバイスできることならなんでもOKというかたちにしているため、恋愛相談、夫婦や子育ての問題から、投資や会社経営に関する悩みまで、幅広く対応しています。


 最初は発達障害の相談に来ていた人が、症状が改善されるにつれて発達障害以外の悩みを相談するようになっていくというパターンがほとんどです。発達障害の基本症状を改善するだけでいっぱいいっぱいだったのが、恋愛や結婚などさまざまなことに目が向くようになったわけですから、僕は喜んで相談に乗っています。


 未婚の僕が結婚について相談を受けているというと不思議に思われるかもしれません。しかし、カウンセラーという職業上、多くの事例を見ているため、あらゆるケースに対してアドバイスできるだけの知見が深まっています。また、結局は人と人とのコミュニケーション。仕事、教育、恋愛、結婚、子育てなど人のあらゆる営みにおいて核となる部分は変わりません。


 恋愛や結婚というのは相手とのコミュニケーションありき。発達障害を持つ人は基本的にあまりコミュニケーションが得意ではないため、どうしても問題が多発してしまうようです。本書では、これまでのカウンセリングをもとに、発達障害を持つ人が幸せな結婚生活を送るためのポイントをまとめています。


 このところ、コミュニケーション力重視の風潮があり、結婚にかぎらず、社会生活全般において、発達障害者は「コミュ障」として肩身の狭い思いをすることが増えました。昔なら職人気質(かたぎ)として好意的に受け入れられることも多かった()(あい)()な態度は、いまではクレームの対象となってしまいます。誰もが「コミュ(じよう)()」を求められるいまだからこそ、「コミュ力」が弱くて困っている発達障害者たちは、寄り添い、協力し合って、幸せな生活を築いてほしいと思うのです。


 幸せな結婚をするためには、なんといっても発達障害の改善が最重要課題です。しかし、それは長期的な取り組みとなるため、「症状が治るまで待っていたら、婚期を逃しちゃいますよ」という声をたくさん聞いてきました。「来週、お見合いなんです」という切羽つまった人に対して何カ月もかかる方法を伝えても意味がありません。


 本書では、婚活用のすぐに使えるテクニックから、結婚生活を幸せに過ごすための長期的取り組みまで網羅しています。状況に合わせて活用してみてください。

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