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鉄道の聖地 京都・梅小路を愉しむ
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旅行
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第2章 梅小路公園で遊ぶ

『鉄道の聖地 京都・梅小路を愉しむ』
[著]芦原伸 [編]天夢人 [発行]PHP研究所


読了目安時間:15分
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梅小路通は鉄道施設や線路で寸断



 梅小路公園は1995(平成7)年、「平安(せん)()1200年」を記念して、JR京都駅西側に開園した都市公園だ。もとはJR貨物の梅小路駅(現・京都貨物駅)の跡地で、総面積は約13・7ヘクタールという広さだ。


 JR京都駅から梅小路公園へは(からす)()中央改札口を出て、目の前の塩小路を左折、堀川塩小路へ直進するのが一般的だが、もう一つの鉄道ファンならではの近道を案内しよう。


 駅ビルと京都中央郵便局との間の狭い小路を西へ、道なりにゆく。堀川通をまたぐ歩道橋から先の線路にそって続く道が、昔のままに残された梅小路である。


 この道の途中、線路脇のフェンスには、JR西日本が設けた説明板があるから注意して見てみよう。


 それによると、目の前の線路が山陰本線(JR嵯峨野線・単線)で、複々線になっている東海道本線(JR京都線)の上り線2本と下り線2本が続き、さらに引上線などが2本、合わせて7本の線路が並んでいる。


 その向こうには東海道新幹線の高架複線や東寺の五重塔も望める。頻繁に列車が行き来する光景は、京都鉄道博物館へ向かうファンたちの“鉄気分”を一層高めてくれるアプローチとなるだろう。


 積雪時、ポイントの凍結を防ぐ「融雪装置(炎による融解)」であるカンテラ(石油ランプ)が線路に取りつけられるという“秘密”を教えてくれる看板もある。積雪時に通りかかることがあれば、レールの下で小さな炎が燃えているという不思議な場面に出合えるかもしれない。


 梅小路は山陰本線にそって、緩やかに右カーブを描いている。平安時代につくられた基盤の目のイメージとは違って、なんとなく謎めいていて廃線跡のイメージにも近い。


 京都駅から15分ほどで、大宮通の()(せん)(きょう)をくぐる。跨線橋の上には、1972(昭和47)年1月23日に廃止された、京都市電大宮線の鉄製架線柱2基が当時のまま、片側2車線の幅広い路面をまたいだ姿で残されている。


京都市電そのままが公園総合案内所



 大宮通の跨線橋をくぐると、いよいよ梅小路公園の大宮南入口になる。


 京都駅から直接公園内に入るにはこの入口が早いが、初めての訪問者ならば、大宮通をいったん北へ向かい、200メートルほど先の総合案内所がある大宮入口を利用したほうがいい。


 総合案内所といっても建物ではなく、静態保存されている旧京都市電(900型935号車)を再利用したものだ。正面の行先案内標に「梅小路公園」の文字が掲げられた市電の車内には、現役だった頃の懐かしい市電の走行写真が展示されている。所内には散策に便利なパンフレット類も多数用意されているから先に入手しておこう。

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