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英語でたのしむ「アドラー心理学」 その著作が語りかける、勇気と信念の言葉
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生き方・教養
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第4章 叱ってはいけない、褒めてもいけない

『英語でたのしむ「アドラー心理学」 その著作が語りかける、勇気と信念の言葉』
[著]小池直己 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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甘やかされて育てられた子供は、自分が世界の中心で、自分の願望が法律になると思い込む




 解説




 自分を世界の中心だと考えている人たちの多くは、幼児期に甘やかされて育てられた経験を持っています。


 幼いころに、自分の欲しいものを何でも与えられて育った子供は、大人になってからも望みは何でも叶うと思い込んでいます。


 自分の望みが他者に受け入れられている時は機嫌がいいのですが、拒否された場合は、ヒステリーになり、攻撃的になることがあります。


 これは、「エンペラー症候群」に似た症状で、ペットによく見られます。飼い主に溺愛された犬や猫は、自分が家族の中心であると勘違いして、(ぼう)(じやく)()(じん)な行動をします。自分の思い通りにならないと、突然凶暴になり、飼い主に襲いかかることもあります。


 現在の日本の社会においても、児童虐待や育児放棄、家庭内暴力(子供が親に対して暴力を加える)、また一方的に片思いをして、相手が自分の気持ちを受け入れてくれないとストーカーになるといったケースが見られ、最悪の場合殺害に至ることもあります。


 幼少期に甘やかされて育った人は、人一倍強い「承認欲求」を持つ傾向があります。誰でも他人に認められたいという「承認欲求」はありますが、強烈な「承認欲求」があると、様々な問題が生じてきます。他者から褒められたり、チヤホヤされたりしないと、「なぜ自分は認めてもらえないのだ」と(ふん)(がい)したり、他者に対して攻撃的になる傾向があるのです。


 そうならないためにも、子供が他人に迷惑をかけるようなことをした場合、親は感情的に怒るのではなく、理性的に注意しなければいけません。その時必ず、子供に対して、なぜ自分が注意されているのか、納得のゆく理由を説明するようにしましょう。

「他人に迷惑をかけたら、注意される」「嘘をついたら、注意される」「人の物を盗んだら、注意される」「弱い者いじめをしたら、注意される」……。


 つまり、「反社会的行為は注意され、罰せられる」という認識を持つように、子供の時から厳しく(しつ)けておくことが何よりも大切なのです。


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子供は問題行動を繰り返すことで、親の愛や関心を引こうとする




 解説




 人間の子供は、親の助けなしには生きていけません。このように弱い存在である人間の子供が親から見捨てられることは、死ぬことを意味します。そのため子供は、親から見放されることを極端に嫌い、親の愛を得るために必死になるのです。

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