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わが子を名門小学校に入れる法
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教育
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第三章 お受験・勝利の方程式

『わが子を名門小学校に入れる法』
[著]清水克彦 [解説]和田秀樹 [発行]PHP研究所


読了目安時間:19分
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願書は合格への登竜門


 私立小学校の入学試験は、入学願書を提出した時から始まります。願書は、「貴校の入試にエントリーさせて下さい」という正式な意思表示であり、また、それだけに、志望動機など、受験する学校への思いがこもったものでなければなりません。


 加えて、願書は、試験本番で、親子、もしくは両親だけの面接が行われる学校では、試験官が質問する際の唯一の資料となります。


 しかし、面接は、大抵、五~十分程度ですから、充分な質疑時間が確保されているわけではなく、学校側は、願書に記入されている内容、たとえば、家庭の教育方針や受験生であるお子様の様子などを見て、試験の結果と合わせ、合否を決定する場合が多いのです。


 願書といっても、特に重要なのは、自由記入欄です。雙葉小や白百合学園小などは、質問の設定が細かく「本校の教育方針が、ご家庭の教育方針と一致すると思われる点は?」「このお子さんにつき、考査の際、学校側で伺っておいた方がよいとお考えの点は?」など、いくつかに分かれていますが、慶応、学習院、成蹊、早実など今ではほとんどの学校が、「お差し支えなければ、志願の理由やご家庭のことなどをご記入下さい(学習院初等科の例)」という風に、B5サイズ、もしくはA4サイズ一枚分近い長文の提出を、自由と言いながらも求めています。


 学校側は、試験を通じ、子供の持つ能力、将来性をつぶさに観察しますが、同時に、一発勝負ではわからない部分、そしてご家庭の方針が、学校にとって好ましいかどうか、自由記入欄の内容で、ある程度、察しをつけています。


 変な言い方ですが、要は、「学校側の求める子がほしい」「学校の方針に共鳴し、面倒なことを言わない家庭の子供がほしい」のです。


 ゆえに、願書は、学校側からみれば、沢山の受験生をふるいにかける重要な資料の一つであり、受験生の保護者からみれば、学校側の印象を良くし、子供や家庭について知ってもらう絶好の機会でもあるのです。


 では、願書を書く上で何が重要か、簡単にまとめてみましょう。

(1)願書は少なくとも二部買っておき、清書で間違った場合などに備える。

(2)志望動機、お子様の様子、家庭の教育方針など、必ず下書きし、記入する。

(3)文章は「です」「ます」調で書き、記入には黒の万年筆を使う。

(4)保護者の学歴、職歴を書く欄がない学校の場合、自由記入欄に、最終学歴と職業は必ず記入する。

(5)お子様の様子について、ネガティブな内容は書かない。

(6)学校側のプライドを損ねるような表現は避ける。

(7)受験本などのマニュアルに左右されず、ありのままを書く。独自性に富んだものでも良い。

(8)完成したら読み直し、コピーを取って面接時まで保存する。


 このうち、(1)~(4)は、常識でおわかりになると思いますし、幼児教室でも指導してくれますが、(5)~(7)は、マニュアルでは教えてくれない重要部分で、まさにこの内容が、願書の良し悪しを決めることになるのです。


 願書の形式は受ける学校によって異なりますから、全てを例に出せませんが、自由記入欄が多めの早稲田実業初等部を例にとって、悪い例、良い例をみていきましょう。



 自由記入欄──悪い例


 早稲田実業には、今、中等部○年に、本人の従兄の△△が在籍しております。御校には、東京都内はもとより、首都圏の各県から生徒が集まっていることから、「早稲田に入れば、友人の輪が広がるね」などと会話をいたしております。

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