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3日間で驚くほど心が晴れる本 悩みや迷いが消える「聞思修」の教え
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生き方・教養
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はじめに

『3日間で驚くほど心が晴れる本 悩みや迷いが消える「聞思修」の教え』
[著]名取芳彦 [発行]PHP研究所


読了目安時間:5分
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「人の話は、ちゃんと聞きなさい」

「もう少し、よく考えたほうがいいよ」

「ごちゃごちゃ言わずに、やってみろ」


 子どものころから今までに、何度この三つの言葉を言われたことでしょう。そして、私自身何度言ったことでしょう。


 しっかり聞く、よく考える、やってみる──この三つを「(もん)()(しゆ)」といいます。仏教では、修行の段階をあらわす大切な言葉として伝えられています。


 本書『3日間で驚くほど心が晴れる本』は、この「聞思修」を三日間で学び、悩みや迷いといった心のホコリをきれいさっぱり掃き出すためのものです。


 たった三日間で心が晴れるといっても、本書にはいわゆる“仏さまを信じましょう”とはひと言も書いてありません。仏教で仏さまを信じるというのは、自分自身の中にある素晴らしいものを信じることにほかならないからです。


 仏教は「教えを聞き、それについて自分自身で考え、行動に移す」、この当たり前にも聞こえる三つのステップの中に、自分の心の中の素晴らしいものに気づき、心やすらかに生きるための智慧がたくさんあることを教えてくれます。



 あらためて指摘されるまでもなく、私たちが行動する時には、軽重の違いはあっても、この三段階をふんでいます。


 テレビで博物館の企画展情報を見て(聞)、面白そうだと思い(思)、実際に行ってみる(修)。


 ネットで美味しいお店の情報を探して(聞)、いろいろ検討して(思)、友人を誘って食べにいく(修)。


 これらも、聞・思・修のバリエーションの一つでしょう。


 しかし、人生というのは楽しいこと、うまくいくことばかりではありません。


 人の意見を聞かずに、一人で勝手に決めてどんどん突っぱしり、他人に迷惑をかける──聞・思・修のうち、“聞”が欠如している。

「こんな仕事などしたくない」とたいして考えもせず、毎日不平不満ばかりでストレスをため込んでしまう──聞・思・修のうち“思”が足りない。


 将来のために、知識や技術を身につけておいたほうがいいと聞き、実際に自分の周りにいるそんな人をうらやましく思っているのに、「どうせ自分にはできない」と、あれこれ悩んでばかりいる──聞・思・修のうち“修”に進めない。



 私自身も含めて、昔も今も聞・思・修のどれかが欠落しているために、心晴れやかに生きていけない人がたくさんいます。


 本書は、自分の中で聞・思・修のうち何が足りないのかを、仏教の言葉を()(どころ)として、おもに私の体験をもとに書き進めました。


 深刻な話題はなるべく避けたつもりですが、例話によっては、私の言葉が心にグサリと刺さることがあるかもしれません。しかし、それもまた別の項目をお読みいただくことで、スッキリしていただけるものと信じています。



 我が身をふり返っても、聞思修を意識することで、失敗して落ちこんでも三日以上悩みつづけることはなくなりました。


 一日目は「聞」。「ああ、やってしまった」と落ちこみつつも、古今東西の格言を集めた本のページをめくります。「あなたがダラダラ生きている今日は、昨日亡くなった人が生きたかった一日」「七転八倒の苦しみも七転び八起きの心意気。ニッコリ笑って立ちあがる」など、これまで目にとめていなかった言葉が心にしみます。


 二日目は「思」。自分の何がいけなかったのかを自問自答します。すると、たまたま失敗し、偶然人を傷つけたわけではないことがわかります。昔から心の中にいた“傲慢”という名の暴れ馬や“お調子者”という名のじゃじゃ馬を放し飼いにして、自分で調教していなかったことに気づくのです。そこで、謙虚な人を思い浮かべて真似しようと決意し、思慮深い人の言動を思い起こして、その人の言動を心の中にダウンロードしようと思います。


 そして三日目は「修」。聞いて考えたことでずっと心が楽になるので、自分で得た教訓を実行に移します。傲慢さをなくすために、人の話の揚げ足をとらずに話を最後まで聞きます。人の話を最後まで聞くのは気持ちが良いものだと実感します。お調子者の汚名を返上するために、冗談や駄洒落を言いたくなるのをこらえます。「あれ、今日は駄洒落言わないの?」と聞かれれば、「いつもじゃなくて、たまに言ったほうが効果のあることがわかったからね」と笑顔で答えます。


 これが、一日目のマイナスの心から、二日目にゼロになり、三日目にプラスにステップアップしていく過程のようです。


 本書も、この過程に沿った形で構成されています。


 一日目で「聞」の大切さを、二日目で「思」の重要性を、三日目で「修」の醍醐味を味わっていただこうという思いです。


 もちろん、三日分をお読みいただくことは、「聞・思・修」のうちの「聞」にしか相当しません。お読みいただいた後に、あなた自身で考えることが「思」ですし、あなたが実践することが「修」です。


 楽しく、軽やかにステップアップしていただければ幸いです。

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