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齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第5巻 家族はチームだ もっと会話をしろ!
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教育
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4 キミたちには家族と話をする義務がある!

『齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第5巻 家族はチームだ もっと会話をしろ!』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:31分
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キミは“会話隊長(かいわたいちよう)”だ!


 お(かね)のことを()()されると、(おや)には太刀打(たちう)ちできない! ぜったいに()てない! 文句(もんく)()えない! でも、
「おい、()()んでいるヒマなんてないぞ。キミたち()どもには、家族(かぞく)一員(いちいん)として、日々(ひび)()たすべき“義務(ぎむ)”があるんだ!」

 と()えば、おどろくかい? さあて、では問題(もんだい)です。

 問題(もんだい)()どもが家族(かぞく)一員(いちいん)として()たすべき義務(ぎむ)とはなんでしょうか?

 ジャジャン。

 (こた)え〕(おや)(はなし)をすること。これなんですねー。家族(かぞく)のなかで(はなし)をすることが、キミに(まか)された大切(たいせつ)仕事(しごと)なんだよ。

 ()どもは(かせ)がなくていい。でも、()どもにできることがあるし、しなきゃいけないことがある。それは、(おや)とコミュニケーションすることなんだ。

 (かんが)えてみてください。家族(かぞく)会社(かいしや)じゃないんだから、そこで(はたら)くわけじゃないよね。あるいは、部活(ぶかつ)(あつ)まりじゃないんだから、そこでテニスをしたり、野球(やきゆう)をしたりするわけでもない。

 そういう、なにか特定(とくてい)目的(もくてき)のために(あつ)まってるわけじゃなくて、運命(うんめい)として、そこにいっしょにいるんだ。

 じゃあ、それは、なにをする場所(ばしよ)かというと、(はなし)をする場所(ばしよ)なんだ。(はなし)をする関係(かんけい)(はなし)をしつづける関係(かんけい)。そのために、家族(かぞく)存在(そんざい)している。

 (ぎやく)(かんが)えてごらんよ。家族(かぞく)のだれかが「(はなし)をするのがイヤだ」と()って、だれとも(はな)さなくなったら、すぐに家族崩壊(かぞくほうかい)危機(きき)だ。

 だから、どんなときでも、毎日(まいにち)(おや)とたくさん(はなし)をしなければいけません。()どもは、家族(かぞく)家族(かぞく)らしくあるための、大事(だいじ)役割(やくわり)(にな)っているキーマンなんです。つまり、キミは“会話隊長(かいわたいちよう)”なんです。

 たったいまより、会話隊長(かいわたいちよう)任命(にんめい)!!
(おや)(はなし)をすると、いつもうるさいことを()われてめんどくさい。自分(じぶん)部屋(へや)音楽(おんがく)()いていたほうがいい」

 って、なっちゃう(ひと)もいるだろう。だけど、(おお)まちがいだね。それは、会話隊長(かいわたいちよう)としての義務(ぎむ)をほったらかしにすることだと(おも)う。

 じつはぼくは、ぼくの()どもがそんなそぶりを()せたとき、
(はなし)をしないんだったら、いますぐこの(いえ)から()ていってもらおう!」

 とまで(つよ)()ったことがあります。

 まさかキミたちは、「今日(きよう)学校(がつこう)でなにがあったの?」って()かれて、「え、(べつ)に、いいじゃん。うるさいな」とか、(べつ)に、ふつう」とか()ってないだろうなぁ?

 そう()(ひと)は、もう危険(きけん)ゾーンですよ。そんな(ひと)は、やがて、(おや)()かって「ウザイ」とか「ムカツク」とか()()して、自分自身(じぶんじしん)人生(じんせい)不毛(ふもう)にしていきます。(おや)をも不幸(ふこう)にしていきますよ。

 では、ここで、この(ほん)のなかで一番重要(いちばんじゆうよう)問題(もんだい)()すぞ。

 問題(もんだい)()どもが(おや)(はなし)をすると、どんないいことがあるのでしょうか?

()どもたちだけが()っている、すごい(ちから)って?


 (こた)えを発表(はつぴよう)します。(こた)えは(みつ)つあります。まずは〔(こた)えその1〕

 家族(かぞく)というのは暖炉(だんろ)で、(はなし)というのは(たきぎ)だから、(いえ)(あたた)まる。

 これです。(ちか)(こた)えを(かんが)えた(ひと)はいたかな?

 (はな)す”というのはね、暖炉(だんろ)(たきぎ)をくべるみたいなもんなんだよ。家族(かぞく)暖炉(だんろ)なんだ。そこに(たきぎ)をくべなければ、(いえ)のなかが()えちゃうの。(いえ)一歩出(いつぽで)ると、世間(せけん)というのは吹雪(ふぶき)ビュービューなんです。そこで()りをする(おや)は、「ふー、(さむ)(さむ)い」と(おも)いながら(いえ)(かえ)ってくる。

 すると、キミたち()どもが(はなし)をして、家族(かぞく)という暖炉(だんろ)(たきぎ)をくべることになる。(おや)(あたた)まってくるわけですよ。(つか)れがとれて、「この()のために(はたら)こう」とがんばる(ちから)がまたまた()いてくる。()きがいも()いだせる。

 大人(おとな)というものは、一歩(いつぽ)(いえ)(そと)()るとつらいことがあるんですよ。(ふる)言葉(ことば)では「男子(だんし)(そと)()れば七人(しちにん)(てき)がいる」などといいます。
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