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齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第12巻 最終指令 ミッション! パッション! ハイテンション!!
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教育
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2 ミッションは、キミだけに与えられた「使命」だ!

『齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第12巻 最終指令 ミッション! パッション! ハイテンション!!』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


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ミッションをカラダのなかに()っている(ひと)(つよ)い!


 さぁ、「ミッション! パッション! ハイテンション!!」の解説(かいせつ)(はじ)めます。最初(さいしょ)にミッションの中身(なかみ)をカンタンに紹介(しょうかい)しよう。

名前(なまえ)】ミッション
日本語(にほんご)()うと】使命(しめい)
意味(いみ)】だれかの指令(しれい)()けてものごとをすること
【パワー】()()ける(ちから)。“限界(げんかい)”を()()える(ちから)


 ミッションというのは、じつは「使命(しめい)」のことなんだよね。「だれかの指令(しれい)()けてものごとをする」ということは、()()えれば、使命感(しめいかん)()って()()役割(やくわり)のことです。
「ミッションを(かん)じて()きよう!」と、(こえ)(だい)にしてキミに()いたい。

 つまり、キミはオギャーと()まれ()ちて()きているわけだけど、()まれたということには、(なに)役目(やくめ)があるんだという(はなし)なのだ。

 え、それって(なに)

 毎日(まいにち)、ぎゃははははって(わら)って()ごせたり、(おや)先生(せんせい)にほめられたりすればいいんじゃないの? 将来(しょうらい)有名(ゆうめい)になって、教科書(きょうかしょ)()ったりお(さつ)になったりしたらすごいけど、まぁそれは(うん)がよかったらの(はなし)だしぃ〜。

 なーんて(おも)ってる(ひと)()()げて。

 は―――――い。ほぼ全員(ぜんいん)

 いやいや、ミッションが大切(たいせつ)なんでございますよ、みなさん!

 ミッション(使命感(しめいかん))をカラダのなかに()っている(ひと)は、(つよ)い。どんな困難(こんなん)なときでも、めげない。やる()をなくすということが、ない。どんな(わる)(うわさ)をたてられても、シャンとしていられる。いつもハツラツとしている。

 いったいミッションって、(なん)なんだ? こんな説明(せつめい)だけじゃあ、まだよくわからないぞ、と(おも)うかい?

鑑真(がんじん)の「あきらめない気持(きも)ち」が日本(にほん)()えた!


 ミッションというものを理解(りかい)するには、ミッションを()った人間(にんげん)紹介(しょうかい)するのが一番早(いちばんはや)いだろうね。

 鑑真和上(がんじんわじょう)紹介(しょうかい)しましょう。

 社会科(しゃかいか)授業(じゅぎょう)(なら)ったかもしれないね。鑑真(がんじん)は、まさにミッションの(ひと)だった!

 鑑真(がんじん)は、仏教(ぶっきょう)のお(ぼう)さんです。六八八(ねん)中国(ちゅうごく)当時(とうじ)は「(とう)」といいました)で()まれた。そのころ、日本(にほん)はちょうど飛鳥時代(あすかじだい)だね。鑑真(がんじん)は、仏教(ぶっきょう)勉強(べんきょう)()んで名僧(めいそう)立派(りっぱ)なお(ぼう)さん)と()ばれるようになった。弟子(でし)何万人(なんまんにん)もいたそうだ。

 そのまま、(とう)でお(ぼう)さんをやっていたら、もっと有名(ゆうめい)になって、ラクな()らしができて、みんなにも(した)われて、(しあわ)せな人生(じんせい)だったろう。でも、当時(とうじ)日本(にほん)から(とう)勉強(べんきょう)しにきていたふたりのお(ぼう)さんに(たの)まれて、どうしても日本(にほん)(わた)って仏教(ぶっきょう)布教(ふきょう)しようと(かんが)えたんだ。そのとき、五十四歳(ごじゅうよんさい)

 (えら)(ひと)(くに)()ていってしまったら(こま)るので、(とう)(くに)政府(せいふ)は、鑑真出国禁止命令(がんじんしゅっこくきんしめいれい)()した。

 ところが、鑑真(がんじん)密航(みっこう)してでも日本(にほん)()こうと(おも)い、(ふね)()ったんです。ふつうは、そこまで危険(きけん)(おか)したりはしないでしょう? でも鑑真(がんじん)は、
仏教(ぶっきょう)(おし)えを、どうしても日本(にほん)()づかせて、発展(はってん)させるんだ。それが自分(じぶん)仕事(しごと)だ。自分(じぶん)()まれた意味(いみ)だ」

 って(おも)ったんだ。まさに、(てん)からの使命(しめい)(かん)じたんだね。こういう責任(せきにん)()った仕事(しごと)を、ミッションという。

 鑑真(がんじん)はすごいんだよ。日本行(にほんい)きの密航(みっこう)は、海賊(かいぞく)(おそ)われたり、(あらし)遭難(そうなん)したりして、五回(ごかい)失敗(しっぱい)する。そのたびに(とう)(みなと)(もど)る。

 じゃあ、もうやめればいいじゃん。きっと(えん)がなかったということだよ。なんてふつうは(おも)いそうでしょ? おまけに()()えなくなってしまうんだ。

 でも、鑑真(がんじん)はあきらめなかった。ほかの人間(にんげん)とは、一味違(ひとあじちが)っていたね。
「オレはやるんだー!」

 と()って、六回目(ろっかいめ)のチャレンジにして、ついに日本上陸成功(にほんじょうりくせいこう)

 そのとき、日本(にほん)はすでに飛鳥時代(あすかじだい)()わり、奈良時代(ならじだい)突入(とつにゅう)していた。鑑真(がんじん)六十五歳(ろくじゅうごさい)()()えないおじいちゃんがやることじゃない! どこからそんなパワーが()いたんだ!?

 それは、ミッションだったからだ。

 そうして、鑑真(がんじん)は、日本(にほん)にさまざまな(かんが)(かた)知恵(ちえ)(つた)えてくれた。仏教(ぶっきょう)(おし)えとともに、建築(けんちく)彫刻(ちょうこく)薬学(やくがく)知識(ちしき)(つた)えてくれたんだ。唐招提寺(とうしょうだいじ)というお(てら)奈良県(ならけん)()てました。鑑真(がんじん)のおかげで、日本(にほん)発展(はってん)のきっかけをつかんだんだね。

 (ぼく)は、小学校(しょうがっこう)修学旅行(しゅうがくりょこう)で、そのお(てら)()きましたよ。
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