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(2021/11/26 追記)

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消えるコトバ・消えないコトバ
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ルポ・エッセイ
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“長”にならない

『消えるコトバ・消えないコトバ』
[著]外山滋比古 [発行]PHP研究所


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 アメリカ人が講演するとき、細君をつれてきて、最前列に座らせたりする。


 むしろ得意気であるが、日本人から見ると、目ざわりである。なにも細君に聞かせることはないではないか。目ざわりである、と感じるのである。風習のちがいだから仕方がないが、見苦しいと感じる。


 講演は、パブリックである。夫婦はプライベートな関係である。必要もないのに、パブリックなところへ、プライベートなものをもち出すのは、見苦しい、美しくない、という感じをもつのは、公私、内外をきびしく区別する文化である。日本人の多くは、そういう感覚を共有する。


 人前でする講演を家族が聞くのはおもしろくないと感じるのが、内々を大切にする人間である。関係者がいると話しにくい。


 内外の区別にうるさい人間は、家族は言うに及ばず、親しい人、つき合いのある人が、自分の講演を聞くのを好まない。

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