『一番結果を出す人の66の仕事のルール』
[著]浜口直太
[発行]PHP研究所
私は学生によく言います。
「要領よく学年で一番良い成績をとるよりも、一生懸命努力をして学年でビリになるほうが、長い人生においては価値がある」
それを聞いて、「そんなカッコつけなくても……。そりゃあ、成績は良いほうがいいに決まっているじゃないですか!」と言う人もいることでしょう。
確かに、結果だけで判断したらそうです。しかし、同じ結果でも努力したのと、そうでないのとでは、人生の価値から見たら、月とスッポンと言えるくらい違うのです。
人生において、成果が問われることは次から次へと出てくるでしょう。その中で、要領だけでうまくいくケースはラッキーなときだけで、稀です。