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なぜ男は「そんなこと」で怒るのか 解決脳と認知資源――男が怒る理由は2つしかない
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生き方・教養
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まえがき

『なぜ男は「そんなこと」で怒るのか 解決脳と認知資源――男が怒る理由は2つしかない』
[著]安間伸 [発行]ゴマブックス


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大扉


男が怒る理由は2つしかない



 なぜ男は「そんなこと」で怒るのか?

 あなたが相手を怒らせて当然のことをしてしまったなら仕方がありません。あるいは、もともと怒りっぽい男もいるでしょう。

 しかし基本的に優しい性格の彼が、急に怒り出して怒鳴りつけることがあります。優しい夫が子供に冷たく当たったり、妻との会話を避けたりします。まったく不思議なことです。

 彼女は彼の機嫌を直そうと必死に話しかけたり、どこかに連れ出そうとします。しかしほとんどの場合、それは逆効果なのです。彼はますます不機嫌になり、ついにはどこかへ去ってしまいます。これはいったい、何が原因なのでしょうか。

 「女心を射止める方法」「ペットと幸せに暮らす方法」などの本は多いですが、「男の習性を知って一緒に暮らす方法」について考察したものはそれに比べるとずっと少ない気がします。男のトリセツ(取り扱い説明書)のようなものはありますが、どうも表面的なマニュアルに感じられるのです。特に「怒りを鎮める方法」については、ピント外れで逆効果な助言が多いと思います。


# そんなことに怒ってるんじゃねえんだよ!!!!


と言いたくなるのです。



 しかしご安心ください。


●ほとんどの男は、自分がムカついた理由を自分でもわかっていません
●なぜなら男は怒ると言葉を失い、感情を言語化することが難しくなるからです
●怒りが収まった後も、なぜ自分が怒ったかを説明して共感を得ようだなんて「男らしくないこと」はしません
●こうして男は怒りの根本原因に向き合うことがないまま、ストレスを溜めていきます



 つまり本人すら怒りの原因を理解していないのですから、あなたが知らなくても当然なのです。



 ほとんどの男は頭の中に「無意識に動き出す問題解決エンジン」を搭載しています。たとえ彼女にとって「ただ言ってみただけ」の会話でも、その中から解決策を見つけたり実現性を探ろうとする習性があるのです。そして幸か不幸か、その習性を持たない人がいるとは夢にも思っていません。だから「問題解決に向かわない人」「問題を切り分けて原因を突き止めようとしない人」「関係ない話を始める人」「話題をコロコロ変える人」などに対し、無性にイライラするのです。

 しかも男は一度にひとつのことしかできません。集中を乱されると頭の中は高速列車が脱線事故を起こしたような状態になります。「ちょっと寄り道してすぐ戻る」ことができないため、気が散るような行動をされるのが大嫌いなのです。

 なお悪いことに、彼の「会話資源」は彼女の5分の1ほどしかありません。話を聞いているだけでその日の「認知資源」を使い果たしてしまい、すべてにおいてやる気をなくしたり信じられないミスをするようになります。だから男は普段から会話や話題を制限し、時には「精神的居眠り」をすることによって判断力が鈍らないようにしているのです。



 そんな男たちの習性から考えると、彼らが怒る理由はたった2つしかありません。それは「資源の浪費」「尊厳の否定」です。

 男がいま「重要だと考えている問題の解決」を邪魔されたり、「貴重だと考えている時間・認知資源・会話資源」などを無駄遣いされると、怒りの感情が湧いてきます。男の行動は資源獲得に向かっているため、そのための時間や労力を浪費されると不快になるのです。

 それでも「怒り」のほうはまだ一時的で、関係は修復可能です。しかし男を何度も怒らせたり、繰り返し馬鹿にしていると、「尊厳の否定」をしたことになります。すると修復不能な「恨み」「憎しみ」という感情として蓄積します。これはたとえ自分が損をしても、相手には得をさせないという強い負の感情です。

 男は貧乏にも孤独にも耐えられますが、繰り返し馬鹿にされ軽んじられることには耐えられません。「男は一番を目指し、女は平均を目指す」の言葉通り、太古の昔から獲得された習性なのですぐに変わるものではないのです。



 ところであなた。ひょっとして無意識のうちに彼を軽んじ、馬鹿にする行動を繰り返していませんか?

 あなたにその気がなくても、彼は侮辱されたと感じているかもしれません。

 優しい人なのにあなたを怒鳴りつけたり、会話を避けたり、子供に冷たく当たったりするのも、きっと理由があってのことなのです。

 男の感情をないがしろにすると、あなたの人生はとんでもなく不幸になります。彼は攻撃的になったり、無関心になったり、突然消えたりします。どんなに謝っても利益を与えても元には戻りません。男は局面に応じていろんな人と仲間になったり敵になったりしますが、「自分を繰り返し馬鹿にした人間」は一生の敵なのです。



 しかしこの本を読んでちょっとした気配りをするだけで、周囲の男があなたを見る目はガラリと変わるでしょう。彼はあなたのことを尊重し、頼もしい味方になってくれるはずです。カネも時間もかかりません。ただその男の存在や役割を認めて、ねぎらうだけで良いのです。
なぜ男はそんなことで怒るのか」
どんなときに何をやってはいけないのか」

 男の習性を学び、付き合い方のコツを覚えて、幸せな人間関係を作ってください。

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