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[新装版]すぐに使える! 心理学 恋愛、ビジネスからうつ病までスッキリわかる!
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生き方・教養
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自分ってどんなヒトなの?を知る

『[新装版]すぐに使える! 心理学 恋愛、ビジネスからうつ病までスッキリわかる!』
[著]渋谷昌三 [発行]PHP研究所


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あなたは自分の行動のすべてを、自信をもって説明できるでしょうか。私たちは自分の中のすべてを理解して、行動に移しているわけではありません。

そして、それが原因で人間関係がぎくしゃくすることもまま、あることです。

理由がわかれば、対処法も見つかります。

理解できないあなたの心の動きを、解き明かしていきましょう。


■潜在的な自己を発見する方法──ジョハリの窓



 自分のことをわかっている人は、果たしてどれだけいるのでしょうか。わかっているようで、実はよくわからないのが自分なのです。


 ふとした機会に身近な人から指摘されて、初めて自分のクセや欠点に気付くという経験は誰にでもあるでしょう。私たちは他人との関わり合いの中で、自分を客観的に判断し、成長させることができるのです。


 アメリカの心理学者ジョーとハリーによって考案されたジョハリの窓は、潜在的な自己を発見するためのツールとして有効です。


 まず、自分の心の窓をのぞき込んでみてください。その窓には四つの仕切りがあります。一つ目は自分も他人もわかっている部分(A)、二つ目は自分は知らないが、他人がわかっている部分(B)、三つ目は自分はわかっているが、他人は知らない部分(C)、四つ目が自分も他人も知らない部分(D)、です。




 Aの領域は自分だけでなく他人とも共有している、開放された自己の特質です。つまり、周りの人たちが「あの人はこんな人」と認識している性格です。この領域が広がれば広がるほど、自分自身が知らなかった盲点が少なくなることになります。そのためには、自分を隠さずに積極的に出していかなければなりません。


 BやCの領域が小さくなればなるほど、未知の領域であるDの部分に脚光が当たるようになり、自分でさえ気付いていなかった潜在的な自己が発見できるようになるでしょう。


 私たちは周囲の人々との交流を通じて、努めて自己領域を開放していくことで、自分自身もより深く“自分”が理解できるようになるというわけです。まさに他人は自分を映す鏡といえるでしょう。



20答法で本当の自分がわかる



 さて、ここで一つのテストをしてみましょう。「私は……」で始まる文章の続きを20考えてください。「私は女性です」程度の短い文章で構いません。制限時間は5分です。


 さあ、5分以内に20個の文章は完成しましたか? 意外に難しかったのではありませんか。初めのうちは性別、年齢、社会的身分など個人的特性をあげれば済みますが、ひととおり出し切ってしまうと、「職を見つけたい」「恋人が欲しい」など自分のもつ欲求が対象になってきます。さらに進むと、無意識の欲求や悩みが答えに投影されてくるので、筆が鈍るというわけです。


 これはアメリカの心理学者クーニとマックパーランドによって考案された「20答法」と呼ばれるものです。投影法の一種で、有名なロールシャッハ・テストなどと同じ考え方です。問いかけが単純で、答え方が決められていないために、思わず自分の真の姿が表れてくるのです。




 投影法は、精神障害の診断にも極めて有効であるといわれている、精神分析学上の概念である投射に基づく方法です。投射とは、個人の内部に生じた衝動・感情・考えを外部の対象に位置付けようとする防衛機制の一つで、あいまいで、はっきりしない刺激に対してどんな連想をし、どんな意味付けをしたか、などの反応を分析することでその個人の無意識の世界を解釈することができるものです。


 投影法は本来、反応結果の解釈・分析に熟練が必要です。ここで紹介した「20答法」はあくまで“自分をはかる目安の一つ”くらいに考えてください。


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