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朝3分間のデカルト
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生き方・教養
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はじめに コーヒー片手にデカルトはいかが?

『朝3分間のデカルト』
[著]小川仁志 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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 朝からコーヒーを飲む人は多いですね。モーニングコーヒーという言葉があるくらいですから。特に最近は、スターバックスなどのおしゃれなコーヒーショップに立ち寄り、コーヒー片手に通勤なんてシーンもよく見かけます。


 なぜコーヒーを飲むかというと、一つはカフェインで目が覚めるからでしょう。もう一つは精神的な効果です。特にスタバのコーヒーを持ちながら通勤するような人にとってはそうなのですが、それがクールなのです。


 実は今回、「朝からデカルト」などという企画を考えたのは、そんなモーニングコーヒーがもたらす効果と重ねたからです。朝から自己啓発に(いそ)しむ人はたくさんいます。通勤電車の中で本を読んだり、ちょっと早めに家を出て、カフェで勉強したり。


 そういう人たちのために、「朝、目が覚めるような哲学ベースの自己啓発書をつくろう」というのがコンセプトです。そしてスタバのコーヒーと同じように、それを片手に持って通勤するのがクールに見える本をつくれないかと思って、工夫をしました。その結果が、『朝3分間のデカルト』だったのです。


 デカルトは、「我思う、ゆえに我あり」の名言で有名な近世フランスの哲学者です。著作の中では『方法序説』がもっとも知られていますが、ほかにも本書でとり上げた『(せい)(さつ)』や『哲学原理』そして『(じよう)(ねん)(ろん)』などがあります。いずれも超一級の哲学作品です。各作品の成立経緯や概要については、その時期のデカルトの伝記とあわせて章の最後で紹介しています。


 本書ではこれらの作品の中から、現代人の心に響くと思われる箇所をまんべんなく抜粋し、そこからビジネスに効くエッセンスを提示するように心がけました。全部で四四項目ありますが、いずれの項目も三分間あれば読める内容になっています。


 朝ほど忙しい時間帯はありませんよね。三分間といえども貴重です。ただ、三分間で得られる知識はもっと貴重だと思うのです。そのためには、厳選された内容を学ぶ必要があると思います。その点、フランスを代表する大哲学者デカルトがいうことは、いずれもとても価値のあるものです。ですから、安心して学んでいただければと思います。


 今の時代はITやビジネスに直接関係する知識ばかりが(へん)(ちよう)されていますが、哲学の言葉ほど役に立つものはありません。だからこそ時代を超えて受け継がれているのです。また、それは一生自分の中に残るものだといってもいいでしょう。


 その意味もあって、今回はあえて翻訳の原文を載せています。フランス語やラテン語の原典とまではいかなくても、せめて教養として翻訳の言葉をそのまま味わっていただきたかったからです。誰でも簡単に理解できる解説をつけていますので、無理なく理解していただけるものと思います。


 たとえるなら、このコーヒーは、最初は原文の苦みが刺激になりますが、その直後にやさしい解説によって甘味が広がる二度おいしいつくりになっています。ぜひ、そんな知的で新しい味をお楽しみください。

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