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面白くて眠れなくなる遺伝子
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雑学
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猫とクローン動物

『面白くて眠れなくなる遺伝子』
[著]竹内薫 [著] 丸山篤史 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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猫の毛色はどのように決まる?

「猫と遺伝子」と聞けば、三毛猫の話を思い出す読者もおられるでしょう。そう、三毛猫のオスは、とても珍しいのですよね。猫好きの間では、結構有名だと思います。


 しかし、なぜ珍しいのか、その理由まで全て知っている人は、意外と少ないかもしれません。せっかくなので、三毛猫誕生のメカニズムと三毛猫のオスが珍しい理由を、少し丁寧に説明してみましょう。


 最も一般的な三毛猫は、短毛種の日本猫で、白地に黒と茶の毛色が(まだら)になっていることが多いです。正確には白地ではなく、黒と茶の地色に、白の斑なのですが。黒の代わりに焦げ茶になっている三毛猫もいて、キジ三毛と呼ばれます。


 実は、猫の毛色を決める遺伝子は九種類あります。話を簡単にするため、ここでは、白斑の遺伝子(S/s)と、茶毛の遺伝子(O/o)、黒毛の遺伝子(B/b/b-)の三つの関係に説明を絞ります。記号の意味ですが、アルファベットの大文字は優性遺伝子で、小文字は劣性遺伝子です。ちなみに「優性/劣性」は「良し/悪し」ではなく、遺伝子が「発現しやすい/しにくい」という順序を表すだけです。


 BはBlack、SはSpottingの頭文字です。なぜ、茶色がOなの? と思う読者もおられるでしょう。実は、あの色を茶色と表現するのは日本人だからで、海外では橙色、つまりOはOrangeの頭文字なのです(おそらく色の明度・彩度の関係でしょう)。


 三つの遺伝子の中で、最も影響力の大きな遺伝子は、白斑です。優性ホモ(SS)かヘテロ(Ss)だと、他の遺伝子が何であれ、毛並みに白斑が生じます。

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