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面白くて眠れなくなる遺伝子
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雑学
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遺伝子検査で分かること

『面白くて眠れなくなる遺伝子』
[著]竹内薫 [著] 丸山篤史 [発行]PHP研究所


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アンジーの手術の理由


 二〇一五年三月、女優のアンジェリーナ・ジョリー(アンジー)は、二度目の手術に踏み切ったことを公表しました。しかし、彼女は、病気ではありません。病気になる前に、手術をしたのです。一度目の手術は、二〇一三年に行っています。


 彼女が手術をしたことには理由があります。彼女は、遺伝子検査を受けていて、自分のBRCA1(乳がん感受性遺伝子I)およびBRCA2という遺伝子が変異しているという検査結果を知っていました。その変異を持つアメリカ人女性は、統計学的に八七パーセントの確率で将来的に乳癌を発症することが予想されていたのです。


 さらに、同じ変異を持つと五〇パーセントの確率で卵巣がんになることも分かっていました。そこでアンジーは、一度目の手術で、左右の乳房から乳腺を除去していました。乳腺は、赤ちゃんの飲む母乳を分泌する器官です。


 一般に、そうした分泌器官は、タンパク質合成(つまり遺伝子発現)が盛んで、他の器官に比べてガン化する可能性の高い組織です。そして、定期健診で卵巣がんの兆候(炎症)を示す検査結果が出たことをきっかけに、彼女は医師と相談を重ね、卵巣と卵管を摘出する二度目の手術を行いました。


 摘出した卵巣には腫瘍が見つかったものの、良性であり初期の発見でもあったため、健康には別状はないということです。

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