『「恋がうまくいかない私」を許した瞬間、彼との関係に奇跡が起きる。(大和出版)』
[著]斎藤芳乃
[発行]PHP研究所
*過去の「あのとき」の感情が、今も恋愛をゆがめている
*過去にどんなことがあっても、「ただ過ぎたこと」
*「あのとき」を断ち切れば、新しい愛がはじまる
突然ですが、今の恋愛を幸せなものにするか不孝なものにするかは、一体何がベースになっていると思いますか?
世間の目でしょうか?
それとも、記憶でしょうか?
答えは、感情です。
しかも、この感情は「今のもの」ではありません。
たとえば、酷い失恋をしたとします。
「ああ、あの人のこと好きだったのに、なんで別れてしまったんだろう」と心のどこかでずっと後悔していたとしますね。
すると、その後悔という悲しみと苦しみ、自分への苛立ち、罪悪感が、その後の自分を支配します。