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京都人も知らない京都のいい話
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雑学
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第二章 京都は怪談とミステリーの宝庫

『京都人も知らない京都のいい話』
[著]浜村淳 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
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 京都はわりあいに開放的な土地とは反対です。閉鎖的というと怒られますけどね。一つの話題があると、みんながその話題で持ちきりになる。東京なら、各国、各県、いろんなところ出身の人が集まっていますから、話題は拡散すると思うんですよ。京都みたいに凝縮はしないでしょうね。それが京都の特徴であり、おもしろいところでもあるんですが、一つの都市伝説ができると、みんなにそれが伝わって、イメージが固まってしまうというところがありますね。ここではそんな京都の“ミステリー”をお話ししましょう。



 京都人なら知っている“深泥池の幽霊”



 たとえば、上賀茂にある()(どろが)(いけ)のあたりで幽霊が出るという話、これ有名ですね。京都の人はみんな言うんですよ。深泥池から遠い、たとえば七条、八条、九条あたりの人でもね、同じことを言うんです。わたくしの子どもの頃から言うていましたのに、いまだに言うてるらしいから、すごいですね。


 わたくしの出身地、北区の鷹峯というところは、上賀茂に近いほうですから、特によく聞きました。根拠のない話やと思うんですが。唯一、昔から深泥池の近くに病院があって、それと混じり合って暗いイメージができたんじゃないかと。タクシーが雨の日の夜更けに女の人を乗せて、目的地に着いたら誰も乗っていなかったとか、座席がぐっしょり濡れていたとか。そういう伝説が生まれた場所なんですね。こんな話、どこでもありそうですけど、もしかしたら深泥池が元祖と違うかと思ったりしますよ。それほどこの幽霊話で深泥池は怖い場所と思われていまして、タクシーの運転手さんは「深泥池」と言われたら、乗車拒否してもいいとか。これこそ都市伝説ですかね(笑)。



 丑の刻参りはほんとうにあった?



 やっぱり京都の北のほう、(くら)()、貴船に近くなればなるほど、そういう都市伝説が生まれますね。わたくしが子どもの頃「(うし)の刻参りを見た!」と言う人がちょくちょくおりました。

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