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あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
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ルールのキワッキワにしか面白さはない

『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』
[著]堀江貴文 [発行]_双葉社


読了目安時間:23分
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1973年生まれ。1993年4月、田村亮とともにお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号を結成。コンビとして活躍する一方、安定した司会ぶりが高い評価を得ている。また、オフの日を使い「やってみたい」と思いついたアイデアをツイッターで発信し、ニコニコ動画、USTREAMなどで放送するプロジェクト「淳の休日」を配信中。近年は『読売新聞』にコラムを掲載したり、文化放送のラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』を立ち上げるなど社会派番組にも積極的に取り組んでいる。(2015年5月現在)


ココがポイント!


 


 ルールを常に疑う


 物議を醸す番組を作る


 TVの枠を超えた面白さを模索する


ワクワク感がすべての基準


 


 お笑い芸人は、子どもの頃の憧れでした。


 子どもの頃、テレビを見て好きになった人は、みんな芸人さん。テレビの中でワイワイ楽しそうに、いろんなことやっている人たちに憧れていました。


 一番好きだったのは、とんねるずさんです。クラスでみんなが笑うようなバカなことを、お金と人手を集めて、すごいスケールでやっているというか。面白い芸人のトップが、僕の中ではとんねるずさんでした。


 近寄ったら頭をバンッと叩いてくれるんじゃないかっていう、変な期待感もあった。普通、芸能人はそういうことを一般の人にはしないんですけど、とんねるずさんは平気でやってしまうような、どこか歯止めが効かない感じがするのも魅力でした。


 小学生の頃、石橋さんと木梨さんが、僕の通っていた下関の小学校に来たんです。


 全国の小学生の長縄跳びスポーツを取材するという番組で。初めて生で見たお二人には興奮しました。その時同級生にF君という、ずば抜けて成長の早い男の子がいたんですね。カメラが回ってるのに、とんねるずさんがF君に「お前だけチン毛、生えてるだろ!」って言い出しました。それがもう、可笑しくて。僕たち同級生もF君には気を使って、下のこととか言えなかったんですよ。でもとんねるずさんは平気で突っこんできて、すげえ素敵だなと。あれが芸人さんの仕事に対する、ワクワク感の原点ですね。


 僕は何を見るにしても、ワクワク感が基準になっています。


 バンドもそう。ブルーハーツとかピーズ、ミッシェルガンエレファントみたいな、フォーマルよりパンキッシュなバンドに、どうしても惹かれてしまう。ルーツには、とんねるずさんがいるのかなと思います。


 いつでも、ワクワク感を満たしたい。


 職人的に何かを磨き上げていく喜びとは、ちょっと違うかもしれません。

『ロンドンハーツ』のMCをずっとやらせてもらってますが、あの番組も司会術を職人的に追求しているつもりはないんです。ひな壇でしゃべってないなという芸人に話題を振ったりはするけれど、面白みがない上に黙ってるだけのような人は、平気で放っておく。みんなを面白くするとか、そんな職人技は持ってないですし、欲しいとも思ってません。


 狩野英孝の面白さを発掘したという評価もいただきますが、僕も狩野も、あの番組でお笑い脳を使ったわけではないでしょう。もともと狩野に力があったのは当然として、お互いに計算しないでやったことが、うまくいったパターンではないかと考えています


 例えて言うなら、闘牛士感覚です。僕が赤い旗を振ると、あいつが闘牛になって、飛び込んでくるというか。


 芸人さんではないけれど梨花にも、同じように旗を振りました。あいつも計算なしに、真っ直ぐ飛びこんでくるタイプだった。狩野もそうだけど、純粋なんですね。計算なしにやってくるから、誰も予想しない驚きの結果を出してくれたりします。


 いじると何が起きるかわからない、ワクワク感のある人が好きです。


 先が読めないことをやるのは、凄い才能だと思うし、人を楽しませる大事な要素でもあると思います。


 番組で僕と相性がいいのは、ピュアで真っ直ぐな人ばかり。逆に、こねくり回したような世界観を持ってる人は、面白かったとしても、ちょっと苦手です。


ルールのギリギリはどこまで? と問いかける


 


 最近は苦手だなという人と一緒に仕事をしても、ソツなくこなせてしまうんですね。相手が誰でも、合格点ぐらいには絡める。それはそれで良いことなんでしょうけれど、テレビの世界に毒されているなぁ……と、後ろめたい気持ちも少しあります。

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