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あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
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自分が違和感を感じる世界から飛び出す

『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』
[著]堀江貴文 [発行]_双葉社


読了目安時間:25分
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1979年8月19日生まれ。1988年、芸能界デビュー。以後、数々のドラマや映画、舞台に出演し人気を博す。役者として幅広く活躍する以前にも、古着屋のバイヤーやショップ店員など多方面での活動も精力的に経験。しかし、27歳の頃、自らの可能性を広げたいと俳優活動を休業し渡米。その後も世界中への旅を続け、クリエイティブの場を通じて気づきの場を提供することをモットーに映画監督、イベントプロデュースなどマルチに活躍している。また、ULTRA JAPANのクリエイティブディレクターも務め、日本での成功に導いた立役者のひとりである。(2015年5月現在)


ココがポイント!


 


 子役として着実にステップアップする


 役者の世界での自分に違和感を感じ事務所を辞める


 カタチにこだわらず、多くのエンターテインメントを世に送り出す


子ども扱いしない大人と交流する


 


 芸能界に入ったのは、8歳の時です。


 よく見ていたバラエティ番組『パオパオチャンネル』で、レギュラー募集の告知がありました。番組を生で見られるんじゃないかぐらいの気持ちで、応募したんです。オーディションには1000人以上の子どもが集まっていました。僕はその中で最後の6人ぐらいに選んでもらえて、番組レギュラーに決まりました。勘違いから始まったような芸能生活です。


 その後、いちおう芸能事務所には所属しました。でも仕事がそんなに頻繁にあるわけじゃない。役者としてやっていくんだ、という気持ちもありませんでした。野球選手になりたいとかの方が、当時の僕には現実的。だけど他の子役は違う。劇団などで英才教育を受けて、初めから役者になろうと、芸能界に入っています。自己紹介は流暢で完璧。泣いてくださいと大人に言われるとすぐ、えーんって泣ける。すごいなぁと思いました。


 僕はそういう環境に混ざれなかった。


 笑ってと言われても「楽しくないんで笑えません」とか平気で言っていました。生意気だったと思いますね。オーディションなんて年に100回以上落ちるなんてザラでした。でも100回に1回ぐらい、お前は面白いと言ってくださる監督さんと出会えて、NHKの時代劇で大きな役をもらったり、コカコーラのCMに出たりしました。


 大きな転機は、岩井俊二さんのドラマ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』です。出演したのは、中学2年の時でした。


 岩井さんは子どもという認識ではなく、等身大の仲間のような目線で接してくれて、個性を引き出してくれました。あの作品で初めて、「演技は楽しいな」と思うようになりました。


 もうひとつの転機は、同じ時期Kinki kidsと共演したドラマ『人間・失格 たとえばぼくが死んだら』。あれで一気に注目されるようになって、事務所には毎日、段ボール2箱ぐらいのファンレターが届きました。


 それからは常に、人に見られているという意識を持つようになって、芝居にものめり込んでいきました。


環境を言い訳にしてはいけない


 


 もともと有名になろうとか芸能界で上に行ってやろうとか、そんな夢はありませんでした。本当に普通の子どもでした。


 小学校ぐらいまで家は貧乏で、畳の抜けかけている、ゴキブリやネズミが走ってるような家に住んでました。中学に上がってもお金がなくて、いい服とか買ってもらえない。小遣いでいいものを買ってる友だちが正直羨ましい時もありました。


 親がくれないなら自分で稼いだらいいのでは? と、昔マンガで、子どもがたすきをかけて新聞配達をしているのを見たことを思い出し新聞配達のバイトを探しました。中学生だから、なかなか雇ってくれないんですけど、最後に問い合わせた一社が「ちょうど欠員がある」というので、決まりました。


 諦めなければ報われるという、最初の貴重な経験だったと思います。


 新聞配達の他に、ストリートの仲間と古着のバイヤーもやってました。原宿で遊んだり、クラブに通ったり。中学ではバスケ部の副キャプテンもやっていて。10代はそれなりに楽しかった記憶もあります。


 そんな90年代、現実から少し遅れてテレビの世界に、バブル景気がやってきました。80年代、現実の中にあったお祭り気分を、バブルが弾けたことでテレビの世界に夢を投影するように、トレンディドラマが全盛を迎え、僕の出演作も増えていきました。


 15歳ぐらいの時は、原宿を歩いてると何百人もの女子や男子が付いてきちゃう。いまみたいにSNSがなかったから、芸能人を街で見かけた反応が、すごいんです。

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