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あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
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自らの生き方そのものでリスクを負い、常識や道徳を書き換える。

『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』
[著]堀江貴文 [発行]_双葉社


読了目安時間:25分
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1958年生まれ。アニメ・ゲーム制作会社ガイナックスの社長を務めた後、東京大学非常勤講師に就任。作家・評論家活動を始める。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師などを経て、現在は大阪芸術大学客員教授。レコーディング・ダイエットを提唱した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)が50万部を越えるベストセラーに。その他、著作の累計売り上げは250万部を越える。2010年より岡田斗司夫のFREE化活動としてオタキングexを設立。2012年に社名をFREEexに変更。2015年1月31日に代表を退任。(2015年5月現在)


ココがポイント!


 


 常識から外れることを躊躇わない


 会社のあり方を逆にする


 炎上しながらも、家族のあり方を変えることに挑む


常識で考える人は社長になれない


 


 小学校くらいから、人と考え方が違うのは分かってました。


 大学に入ってアニメ制作を始めた時も、ああ全然違うなと。大学には、普通は行かないといけないらしいんですけど、勉強しなくてもこのままアニメ制作で生きれられるんだと確信したその日から、きっぱり通っていません。


 自分の判断したように生きる。それで躊躇(ためら)ったことが一度もないです。


 一般常識とか倫理とか、まったく関係ない。逆に、そんなもので躊躇う理由がまったく分かりません。


 周りの人間には、「やりたいことをやるのが当たり前だろ?」って説明します。最初はなかなか伝わりませんが、そのうち当たり前のように聞こえるらしい。スティーブ・ジョブズに備わっていたといわれる、現実歪曲能力が、僕にもあったのかもしれません。


 大学を中退する前後から、制作集団「DAICON FILM」での自主制作に打ち込んでいました。学生の仲間たちを「映像制作で食えるようになるよ」と巻きこみ、会社を設立。8ミリ映画の『愛國戦隊大日本』が当たり、その後いろいろあって一九八四年、東京でガイナックスを立ち上げました。


 大学生とさほど変わりない若者ばかりの会社でしたが、僕はバンダイに「劇場映画を作らせてください!」と売りこみました。


 周りは絶対に無理だ! と言うんですけど、無理の理由が分からなかった。商業映画の実績がないとか早すぎるとか、もっともらしいことを言うんですけど、それがどうして無理の理由になるんでしょう。「常識で考えろ」とも言われました。だけど常識が僕には通用しないんですよ。常識で考えるヤツが、企業の社長をやっていられるわけがない。


 バンダイは当時、単なるおもちゃ会社です。ひとつ上のステージの企業になるには、常識外れなことをしないとダメ。でもおそらく、外部からプレゼンされないと動き出さない。僕らの方から、リスクは引き受けるからむちゃくちゃなことをしましょう! と言えば、必ず資金を出してくれるはずだという確信がありました。


 当時のアニメ界はロボットアニメや美少女アニメが全盛でした。同じことをするの

はつまらない。僕は逆に、「ロケットと宇宙飛行士しか出てこないアニメを作りましょう!」と提案しました。それをバンダイのトップの人が面白がってくれて、2000万円のビデオ作品というので企画が通りました。


 でも僕はビデオじゃなく、本気で劇場映画を作りたかった。映画のスケールでやりたいことを全部やったらいくらかかるんだ? と計算したら3億円になる。僕はバンダイに再度、「3億円あったら絶対に最高の映画を作ります!」とかけ合いました。


 交渉を続けた結果、3億6000万円でOKをもらいました。


 そして制作したのが、後にSFアニメの名作となる『オネアミスの翼』です。


引きこもり生活が後のエネルギーになる


 


 制作当時は業界内が大騒ぎになりました。東映とかサンライズとか、超大手の制作プロダクションは、さんざんバンダイを儲けさせてきたのに、1本もオリジナル映画の制作をさせてもらってなかったんですね。なのに学生上がりの会社に、どうしていきなりオリジナル企画で3億6000万も出すんだ? と。常識的にはあり得ないことかもしれませんが、僕は何か、いけちゃう気がしていました。いわゆる現実歪曲能力です。


 映画制作できれば、絶対にすごいものを作れると、100%信じていました。


 こうなるだろうという未来は、僕には夢ではなく、ただの現実です。うまくいくことに対する自信に、まったく揺るぎがありません。

『オネアミスの翼』は、強い思いが前例とか常識を破る、僕の最初の成功体験だったかもしれません。


 その後、経営者としてアニメ制作を続けていました。

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