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あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
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『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』
[著]堀江貴文 [発行]_双葉社


読了目安時間:5分
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 8人のイノベーターの働き方を読んで、あなたはどう思っただろうか。


 多くの人は「面白いけど、彼らぐらい有名だからできた」「自分には無理」と思ったのではないだろうか。「このぐらいなら自分にもできる!」というような人はそもそも、本書を手に取る可能性は低いので、仕方ない。


 たしかに、8人のやっていることは一般的な価値観では、特殊かもしれない。たくさんアンチも作っただろうし、心ないバッシングも受けたはず。まともな神経だったら、とっくに心折れていても、不思議ではないだろう。


 それでも成功者と呼ばれたり、一線で活躍し続けているのは、なぜか。

《仕事を作る人》だからだ。


 誰かに寄りかかったり、人にねだって仕事をしていない。他人からの評価も、社会的な地位もあまり興味がないと思われる。興味があるのは、やりたいことの実現だけ。


 仮に失敗があったとしても、また新しい方法を作りだす強さがある。誰の顔色も伺うつもりがないから、組織や常識に、足を引っぱられない。


 ルールを疑い、変えていく目を持っているから、ルールの中で戦うビジネスでこそ、力を発揮できるのだ。


 もしあなたが彼らを「自分とは別の人種」と分けるのだとしたら、大きな勘違いをしている。本書を読んでもらえれば分かったと思うが、「仕事を作る」ことは、あまり困難ではない。実にシンプルなのだ。


 多くの情報を浴び、自分だけの思考力を養い、リスクを取って、楽しいことのために自ら作ったレールを歩く。


 たったそれだけのこと。


 イノベーターの8人と自分は違うと評するのなら、あなたはイノベーターになる資格がないのではなく、自分は何が楽しくて、ワクワクするのか、分かっていないだけだ。


 何が楽しいのかも知らないなんて、人生つまらなすぎないか?


 


 彼らは決して特別な存在ではない。いまは8人とも、大勢の人に尊敬されたり憧れられたりしているかもしれない。しかし社会に出ていきなり、そうなったわけではない。みんな初めのうちは、泥水をすするような苦労をしている。


 ロンドンブーツ淳さんもデビューは路上ライブから始まり、世に出るまで、こつこつネタを作り続けた。武田双雲さんも路上の書家からキャリアをスタートさせた。最初に売れた書は、駅前で踏みしだかれ、書道教室を開いたときの生徒さんは、お隣の住人の方ひとりだったという。


 ほとんどのサラリーマンや、あなたと同じ、ゼロからの出発だ。


 ただイノベーターの彼らは、何が楽しいのか、やりたいことは何なのかが、明確だった。だから努力もできたし、お金がなくても人と違うと言われても、平気だった。


 だいいち苦労を、苦労だとも思っていない。

「仕事を作る」こと、そのものが楽しくてしょうがないのだ。


 私も同じだ。誰かと自分を比べたりしないし、「持っていない」ことを理由に、一歩を躊躇ったりしなかった。「持っていない」のだとしたら、作ればいいのだから。


 ワクワクすることに正直に、ただ動き出す。


 そこに人生の正解があることを、8人のイノベーターは、教えてくれている。


 世間的なイノベーターのイメージは、イチローさんや北野武さんのような、ワールドワイドな著名人だろう。ある意味ではその通りかもしれないが、普通の人とは違うと決めつけてはいけない。


 これだけネットが整備され、個人での情報発信が可能になった時代だ。誰でも、グローバルに打って出ることはできる。あなたはすでに、イノベーターになれるチャンスと環境を手にしているのだ。


 今回取り上げさせてもらった8人は、逆にあなたを羨ましがるのではないだろうか。


 若い頃、いまの環境でチャレンジできるなら、もっと夢の実現は早かったかもしれないと。


 


 私自身、本書のイノベーターたちの話を読んでみて、学ぶところは多かった。


 武田双雲さんの無敵性、佐渡島庸平さんの柔軟性、増田セバスチャンさんのオリジナリティ、ロンドンブーツ淳さんの面白いものへの貪欲さ、HIKAKINさんのスピード感、小田吉男さんのアイディアの引き出し力、小橋賢児さんの豊かな人脈、岡田斗司夫さんの孤高ぶり、――同意できない部分も一部にはあったが、今後の私の仕事において、貴重で参考となる意見をもらえた。


 繰り返すが、彼らのように自らレールから外れ、《仕事を作る人》の生き方は、特殊ではない。むしろグローバル化が急速に進んでいく現在、このスタイルこそが安全で、最も確実に成功の見こめる生き方と言える。


 就職した会社で与えられた仕事に励み、定年を迎える。そんなレールに乗った、かつての「成功モデル」はもう溶けてなくなるだろう。いつなくなるか分からないレールに乗っていることほど危険なことはない。レールから飛び出さないと急速ないまの時代の変化には対応出来ない。


 躊躇している理由はない。いまこうしている瞬間にも、《仕事を作る人》は、どんどん先へ行っている。


 あなたも動き出して、イノベーターと同じ風景を見てみたくはないか?


 本書が、あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しい。


 

15年5月 堀江貴文

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